ケフィアの成分と効果まとめ【保存版】

ケフィアの成分

ケフィアとは

ヨーグルトのCMなどで「ケフィア」という言葉を耳にしたことがあると思います。ケフィアとは長寿国として有名なロシアの南西部にある「コーカサス地方」でかなり前から飲まれている発酵乳(哺乳類の乳に乳酸菌などを加えて発酵させたもの)です。

日本では発酵乳と言えばヨーグルトを思い浮かべる人もいると思いますが、ケフィアは主に牛、山羊、羊の乳に乳酸菌と酵母を入れて発酵させたものです。

ケフィアの成分は高い健康効果があることで注目されており、コーカサス地方ではケフィアのおかげで90歳を過ぎても元気で働いている人が多いです。

ケフィアとカスピ海ヨーグルトの違い

「カスピ海ヨーグルト」はケフィアと同様にロシアのコーカサス地方にあるカスピ海と黒海に囲まれた長寿地域として知られている「グルジア」という場所で生まれたヨーグルトです。ケフィアとカスピ海ヨーグルトは高い健康効果と美容効果があることでよく比較されます。

両者にはケフィアはサラサラしていて酸味があり、カスピ海ヨーグルトには山芋を摩り下ろしたような粘りがあり酸味がないという違いがあります。

また、作り方についても種菌を入れて一度だけ発酵か(ケフィア)、牛乳を加えて数回発酵させるか(カスピ海ヨーグルト)という違いがあり、カスピ海ヨーグルトには発酵の工程で雑菌が入る恐れもあると言われています。

ケフィアは腸まで届く?

乳酸菌には様々な種類があり、摂取することで身体に得られる効果は様々です。

市販されているヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸に届く前に強い胃酸で溶けて死滅してしまうため乳酸菌の恩恵を得られないものもあります。

しかし、ケフィアに含まれている乳酸菌は胃酸に強いため腸まで届いて様々な健康効果や美容効果を得ることができます。

ケフィアの乳酸菌

ケフィアを作る際には乳酸菌と酵母が使われます。

乳酸菌には腸内の善玉菌の数を増やして腸内環境をよくする効果がありますが、種類がいくつかあって腸まで届かないものもあります。

しかし、ケフィアに含まれている乳酸菌は腸まで届くので、その恩恵を受けることができます。

ちなみに、カスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌は腸に届く前に死滅してしまうため恩恵を受けることができません。

ケフィアはビタミンが豊富

ケフィアにはビタミン類が多く含まれています。

コラーゲンを作る効果と抗酸化作用がある「ビタミンA」、新しい皮膚細胞を作り出す「ビタミンB2」、皮膚トラブルを改善する「ビタミンB6」、貧血を予防する「ビタミンB12」などが含まれており、これらは特に美容のためには重要な栄養素です。

ケフィアはカルシウムも豊富

ケフィアには骨や歯を作るのに重要なカルシウムも含まれています。

カルシウムを含む食品を単独で摂取しても身体に吸収されにくいという性質がありますが、ケフィアはカルシウムを乳酸で発酵させた「乳酸カルシウム」が含まれており、効率的に身体に吸収させることができます。

ケフィアの効果

ケフィアで便秘解消

ケフィアを作るためには乳酸菌と酵母が必要ですが、ケフィアの乳酸菌は腸まで届くことで健康効果や美容効果を得ることができます。

私達の腸の中にある悪玉菌の数が善玉菌の数を超えると下痢や便秘、また病気などを起こす可能性があります。

しかし、腸の中にある善玉菌は乳酸菌をエサにして増殖して腸内環境がよくなることで、これらのトラブルを解消できるのです。

便秘を放置しておくと大腸がんなどの病気のリスクが高まるだけでなく、痩せにくい身体になったり身体の免疫力が低下するなどのリスクがあります。

生活習慣が乱れ気味でお腹の調子が頻繁に悪くなる人はケフィアで乳酸菌を摂取することをおすすめします。

ケフィアでピロリ菌を退治できる?

ピロリ菌はほとんどの人が子供の頃に水や食べ物を通じて感染し、身体の中に住み続けます。

症状が出ない限りはこのままですが、更に感染が広がると胃痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなど胃に関係する病気を発症することが分かっています。

ケフィアに含まれている乳酸菌はピロリ菌を減らすことができることで注目されており、これらの病気を予防できます。

ケフィアは肌荒れ・ニキビに効く?

肌荒れやニキビを起こす原因の一つに「便秘」が考えられます。

乳酸菌を摂取するために市販されているヨーグルトを利用しても、腸にまで届かない乳酸菌が含まれており便秘が解消できないものもあります。

しかし、ケフィアに含まれている乳酸菌は腸まで届いて善玉菌の数を増やすことができるので、便秘が解消でき、これが肌荒れやニキビなどの肌トラブルを解消できるのです。

ケフィアのアンチエイジング効果

特に女性はいつまでも若々しいお肌でいたいと思うでしょう。

加齢が原因でお肌が老化することは避けては通れず、更に腸内環境が悪いとお肌のアンチエイジングにも悪い影響を及ぼすため、お肌の外側と内側から対策をしてあげる必要があります。

そんな時にケフィアの乳酸菌の効果で善玉菌の数が増えるとハリのあるみずみずしいお肌にすることができます。

ケフィアのダイエット効果

ケフィアに含まれている乳酸菌の効果で便秘を解消させることができるだけでなく、ケフィアを作る際に使われる酵母菌には余分な糖質や脂質を分解する効果があるため更にダイエットにつながります。

またケフィアを食べることで満腹感を得られるため、食事前にケフィアを食べている人もいるようです。

ケフィアで動脈硬化を予防

健康診断でコレステロール値が高いことを指摘された人は特に「コレステロールは身体にとってよくないもの」だと思っている人もいると思います。しかし、コレステロールは私達の身体を作る細胞を構成する大切な成分の一つで、不足すると身体の免疫力が低下します。

そのコレステロールは身体を作る重要な栄養素で血液に乗って全身に運ばれますが、肉類や揚げ物類の食べ過ぎなどが原因でコレステロールが溜まって血管が硬くなってしまう状態を「動脈硬化」といい、放置しておけば心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こす原因となります。

ケフィアに入っている「ケフィラン」という成分がコレステロール値を低下させる効果があるため動脈硬化を予防し、これが生活習慣病の予防へとつながります。

ケフィアで免疫力を上げる

ストレスや疲れなどが原因で免疫力(外から侵入するウイルスなどのダメージから身体を守る力)が落ちると病気になる可能性が高いです。

ウイルスや病原菌は腸に集まることもあり、ケフィアに含まれている乳酸菌にはこれらのウイルスも排除する効果もあるため免疫力をアップさせることができて、病気になりにくい身体にすることができます。

ケフィアでアレルギー改善

アレルギーと腸内環境には深い関係があり、腸内環境が悪いとアレルギー症状が悪化することもあるようです。

ケフィアに含まれている乳酸菌は腸まで届く性質があるため、腸内環境をよくできれば症状の改善を見込めます。ただし乳製品にアレルギーのある人は注意が必要です。

ケフィアで花粉症が緩和する?

花粉症を起こす原因はいくつかありますが「免疫力の低下」や「アレルギー」も挙げられます。ケフィアに含まれる乳酸菌の効果で腸内環境をよくして免疫力をアップすることができれば花粉症の症状も改善できます。

ケフィアでアトピーが改善する?

アトピーが起こる原因も花粉症と同様に「免疫力の低下」や「アレルギー」が挙げられます。ケフィアに含まれている乳酸菌の効果で腸内環境をよくできればアトピー症状を改善できる可能性があります。

実際に行われたある調査でアトピー患者にケフィアを2週間試してもらった所、8割近い人に改善が見られたという結果が出たようです。

ちなみに「アトピーの痒い部分にはケフィアを直接塗りこんでもよい」という専門家もいて、実際に試している人もいるようです。初めて使用する場合は念のため少量でパッチテストをしてみることをおすすめします。

ケフィアQ&A

ケフィアはどこで買える?

ケフィアは乳酸菌と酵母を複合発酵して作りますが、発酵後に密閉容器にいれると炭酸ガスが発生して破裂する恐れがあることから自宅で手作りをして食べるのが基本です。

近くのお店でケフィアが入手できない場合にはインターネットの通信販売を利用してもよいでしょう。また通信販売ではカプセルタイプのケフィアも入手できます。

ケフィアの作り方

ケフィアを手作りするための種菌が販売されており、決められた量の牛乳に種菌を入れて1日程度冷蔵庫で保管することでケフィアができます。1週間程度は持つのでその間に食べなければなりません。

牛乳と言えば低脂肪牛乳や加工乳などが販売されていますが、ごく一般的な乳脂肪分が3%以上あるものがおすすめです。ケフィアの味に慣れてきたら様々な種類の牛乳で試してみるのもよいでしょう。

ケフィアの美味しい食べ方

手作りしたケフィアをそのまま食べたり、ジャムや果物、きな粉などを加えて食べる方法もあります。またチーズにすることもできます。更に牛乳に種菌を入れてケフィアを作るとその味に飽きてくることもあるため、豆乳で作ってみるとまた違う味を楽しめるかもしれません。インターネットのレシピサイトではケフィアを使ったレシピがいくつも公開されていますのでぜひ参考にしてみてください。

ケフィアは赤ちゃんに食べさせても大丈夫?

ケフィアに含まれる乳酸菌は市販されているヨーグルトに含まれる乳酸菌よりも優しいので赤ちゃんに食べさせても問題ありません。

ケフィア発祥地であるロシアのコーカサス地方では赤ちゃんの離乳食としてケフィアをあげていた習慣もあるようです。ただし、乳製品にアレルギーを持つ赤ちゃんには食べさせない方がよいでしょう。

便秘の悩みを持つ赤ちゃんや、花粉症やアレルギーを持つ授乳中のママで薬を使用できない人はケフィアを食べることで症状が改善できる可能性があります。

ちなみに、赤ちゃんにケフィアを食べさせる際にその独特な酸味が嫌がるようであれば豆乳を使って酸味を消す方法をおすすめします。