ちょっとやりすぎ!?除菌や消毒の必要性を考えてみた

そろそろ梅雨入りしている場所も増えてきて、それが明けるといよいよ夏がやってきますね。
暑くてジメジメしている季節というのは菌が繁殖しやすく
食中毒などが流行する時期でもあります。

私も食中毒ではありませんが
何の菌に冒されたのか、ここ数日胃腸が荒れております。

そんな菌に対して行うのが除菌消毒
この時期になると、よくこのワードを目にしますよね。
実際に除菌や消毒にはどんな効果があるのかそんなに必要があるのか、など考えてみました。

殺菌や滅菌とは違う“除菌”や“消毒”とは?

同じ「菌」がつく似たような言葉として、殺菌滅菌というものがあります。
似ている言葉も実は結構違うのです。

まずは殺菌。これは字の通り菌を殺すことです。
しかし、その殺す対象や程度などは規定されていません。
したがって、たくさんの菌の中のごく一部を殺しても、殺菌といえてしまいます。
殺菌といいながらも、実はその有効性は保証されていないのです。

続いて滅菌。これは菌を減らす、ではなく全滅させるの滅です。
すべての菌を死滅させて除去するので、菌に対しては最も厳しい対応となっています。
字だけをみると、殺菌の方が効力が高そうに見えるのに意外ですよね。

そして、除菌です。もともと、学術的な専門用語ではなく対象物によって定義が少し異なります。
よく使われる洗剤や石けんなどの定義では
物理的、化学的、生物学的作用によって対象物から増殖可能な菌を有効数減少させること
となっています。

最後に消毒。これは物体や生体についている微生物の毒性を無くすことです。
したがって、殺菌する(菌を殺す)ことで消毒する(毒性を無くす)というように使われる言葉です。

そのほかにも、菌の繁殖を防止する抗菌という言葉も最近よく目にします。
菌とつくだけで、これだけの言葉があるというのは
それだけ私たちは身近に菌を感じる環境にある、ということですね。

えっ?こんな場面でも除菌?

最近では、潔癖症の人も増えており
「えっ?そんなところまで除菌するの?」ということが増えています。
そんな意外な除菌場面を見ていきましょう。

家の中では、水回りのキッチン、洗面所、お風呂、トイレなどが
除菌をする場所としては思い浮かびますよね。
しかし、最近は家の中の空気までも除菌する、ということも!
たしかに、菌は空気中を浮遊するものもありますからね。
空気清浄機などで空気をきれいにしている人は意外と多いです。

また、潔癖症の人は、外出すると何かと触れられないということが多いみたいです。
そんな人が重宝するのが除菌のウェットティッシュ
誰か使ったかよくわからないものは、とりあえず拭いて触る
触ったあとも、自分の手もウェットティッシュでよく拭く。
菌に触れたらすぐ除菌!なんてキャッチコピーを謳われちゃいそうです。

菌が身近である分、菌への対策もかなり細かいところまで行うようになっているみたいですね。

正直、除菌や消毒しすぎじゃない?

この状況に、正直私は、除菌や消毒をしすぎではないか、と感じます。
というのも、あまりにも過度に除菌や消毒をしすぎると
かえって体が弱くなってしまうとも言われているからです。

小さい頃から除菌や消毒をしてきた子供というのは
実は免疫力が低く風邪やアレルギーに罹りやすくなるというのです。
外で菌とふれあって遊ぶことで免疫力がつくとも言われています。

また、私たちの体の中にはかならず菌がいます。
その常在菌というのがバリアとなって悪い菌から守ってくれているのですが
除菌や消毒をしすぎると、そうした常在菌も殺してしまうということがあるのです。
体を守るつもりが、逆に体に悪いことをしてしまっているのです。

おわりに

菌から身を守ると言うことはとても大切です。しかし、やりすぎは禁物。
免疫力の高い強い体になるためにも、菌とうまくつきあっていくことを考えていきましょう。