がんの検診無料クーポンがあった!がんの検診受診率を上げるには?

https___www.pakutaso.com_assets_c_2015_05_E146_cyoushinki-thumb-1000xauto-15140

最近のことですが、自治体から私宛に「がん検診無料クーポン」なるものが届きました。
日本の死亡率1位ながらも、どんな対策をしているのかがいまいちわからない“がん”。
がんの検診受診率を上げるにはどうしたら良いのか、考えてみました。

がんとは?死亡リスクは?

まず、日本の死因のランキングを見てみると
1位悪性新生物、2位心疾患、3位肺炎、4位脳血管疾患
と“がん”という言葉が見当たりません。
実は1位の悪性新生物というのが、がんなのです。

通常、最近やウイルスなどによって病気というのは起こりますよね。
しかし、がんは自らの細胞を使って異常な細胞を作り出してしまう病気なのです。
したがって、手術でがんの患部を切り取ったとしても
再発する可能性があるというのは、自らの細胞を使っているからなのですね。
だからこそ、再発する可能性も高く、死亡リスクも高い病気といえるわけです。

さて、ランキングに戻ります。
2014年(平成26年)のデータで見ると
死亡者総数129万9000人に対してがんの死亡者数は37万人。
約29.1%、死因の3割が、がんだというわけです。
また、がんに罹る人は2人に1人、3人に1人は亡くなってしまいます。

がん検診無料クーポンとは?

これだけ死亡リスクが高いがんに対して国も対策を立てています。
その一つが私が受け取った「がん検診無料クーポン」なのです。
これはいったいどういうものなのか、厚生労働省のHPで調べてみました。

がんに罹らないためには、まず生活習慣を改善するといった予防が大切です。
食生活や、酒、喫煙、ストレスなどリスクになるものをなるべく控えること。
しかし、がんは生活習慣だけではなく遺伝的なものという場合もあります。
そこで、次に大切なのが検診を受けるなどという早期発見・早期治療なのです。

しかし、がんは死亡リスクが高い病気ながらも検診受診率が低いそうです。
特に受診率が低いのは、女性の乳がん、子宮頸がん検診。
先進国では8割ほど乳がん、子宮頸がんの検診を受けているのに対し、日本は2~3割。
先進国でも最低レベルの数値です。

また、男性も胃がん、肺がん、大腸がんの検診受診率が4割ほどと
決して高い数値ではありません。

そこで、国はがん検診受診率を50%にあげることを目標としました。
その一環として始めたのが「がん検診無料クーポン」です。
男性は大腸がん、女性は乳がん、子宮頸がんの検診無料クーポンを特定の年齢の人に対して配布しています。

がんの検診はすべて無料にすればいい!

ここからは、私の独善的な考え方なのですが
がんの検診受診率を上げたいなら、検診をすべて無料にすればいいと思います。

というのも、「がん検診無料クーポン」はたしかに検診にいくきっかけにはなります。
しかし、あくまできっかけにしかならないのではないかと。
クーポンを使えない大腸がん、乳がん、子宮頸がん以外のがん検診は結局有料です。
また、特定の年齢以外の人も有料。

がん検診を義務とまではいかなくても
毎年書類を送って無料検診を促して、任意で検診を受けさせるようにしたら良いと思います。
がん検診を1年に1回の習慣にしてしまえば良いのです。

会社によっては、毎年健康診断を受けるというところもありますよね。
しかし、私のようなフリーライターなど
会社勤めをしないで働いている人は自己負担で健康診断を受けるしかありません。

だいたいの人は、病気というのはなってから病院に行きますよね。
健康な状態でかなりのお金をかけて全身調べて、何も問題ないのならそれはそれで良かったけれど
それを毎年というとなかなか手痛い出費です。

したがって、お金をかけるなら健康な状態なのだから
わざわざ病院に行く必要もないだろうと思ってしまうわけです。
そして、がんをはじめとする病気のリスクが高くなります。

だからこそ、がん検診へいくきっかけだけを作るのではなく
いくことが当たり前、な状態を作るために、がん検診はすべて無料にしてほしいのです。

おわりに

日本では憲法でも「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」があるとされています。
がん検診を無料にすることで、その健康的な生活を手に入れられる人が少しでも多く増えることができたらな、と思います。