低下した判断力を回復する方法

最近、若い頃に比べ判断力や理解力が衰えたと感じることはありませんか?

会話中、相手の話を聞き逃がしてしまったり、瞬間的に判断しなければいけないときに適切な回答が選択できなかったりなど、判断力・理解力・記憶力の低下から生じる症状は日常生活にも様々な支障をきたしますよね。特に、仕事で瞬間的に判断を下さなければいけない機会は多いでしょう。

そこで今回は脳の機能低下の原因や改善方法について下記にポイントをまとめてみました。

判断力が低下する原因

生まれたときに約140億個あった私たちの脳細胞は、生まれた瞬間から1日に約10万個ものペースで死んでしまいます。つまり、生まれたときから脳の老化が始まっている訳ですが、たとえ脳細胞の数が減っても、脳を使うことで脳細胞をつなぐネットワーク(ニューロン)が脳細胞を連結させ、ネットワークシステムが形成されていきます。

このネットワークシステムは主に情報処理や情報伝達などの役割を担っており、脳の機能を高めていきます。しかし個人差はありますが、中年以降、若い頃に比べて判断力や理解力など脳機能の低下を感じる人が多い傾向があります。

では、脳の機能低下の主な原因は何なのでしょうか?以下に考えられる原因をまとめました。

脳疲労

仕事が溜まり、考えなければいけない情報が過剰にあると脳がストレスを感じ、思考回路が鈍くなり、判断力・理解力低下などの症状を伴う疲労脳のリスクが高まります。いわゆる脳がオーバーヒートしてしまっている状態です。

老化

脳の機能低下の原因の1つに老化があります。これは脳の神経細胞が年を重ねるごとに減少することに加え、既存する脳細胞の細胞膜に酸化傷害が生じ、神経細胞のネットワークが衰えるためです。

血流が悪い

脳を使うことで大量の酸素や栄養素が必要となります。ただ血流が悪く長時間にわたり脳へ酸素や栄養が行き届かないと、判断力や記憶力低下など脳が正常に機能できなくなることがあります。血流悪化は、首や肩、背中などの筋肉がこり、固くなることで血管が締めつけられ、血流が悪くなることが原因として考えられます。

日常生活の乱れ(寝不足や偏った食事)

慢性の寝不足状態や栄養バランスの偏った食生活をしていると脳本来の機能が発揮できなくなります。特に、海馬の働きが鈍り、集中力や記憶力が低下するため、判断力の低下につながります。

判断力を回復する方法は?

ストレス解消

溢れる情報や人間関係、仕事など心理的ストレスは脳疲労の原因となります。時には情報をシャットアウトして、脳をしっかりと休息させてあげることが大切です。また、趣味に没頭したり、スポーツを楽しむなど、自分なりのストレス解消法でストレスを発散させましょう。

日常的な運動

運動は新陳代謝を高め、血流がよくなるため、脳に栄養や酸素が行き渡り、学習能力アップにつながります。また、日常的な運動は脳の成長因子を増やし、脳のネットワークシステム形成を促進させ脳の機能改善などメリットがたくさんあります。是非、適度な運動を毎日の習慣にしましょう。

食生活改善

脳機能改善に効果的な栄養素を、日常的に積極的に摂り入れることで判断力の回復が期待できます。

現段階で脳の老化(機能低下)に効果があるとして注目されている栄養素は神経細胞の減少を抑えるビタミンB6や脳の機能低下を改善するアラキドン酸などがあります。

また、脳の学習能力を改善したいのであれば、記憶力や学習能力に作用する神経伝達物質・アセチルコリンがたくさん含まれる大豆製品やアセチルコリンを増やす効果があるDHAやEPAを多く含む青魚を積極的に摂り入れましょう。

さらに、脳のエネルギー源となる糖代謝を促進させるビタミンB1や脳機能の働きをサポートするカルシウムやアミノ酸、疲労回復効果のあるビタミンCも進んで摂取するといよいでしょう。主に、肉や魚、乳製品、野菜類、果物類などに含まれているので、バランスよく摂取することが大切です。

また、上記の栄養素をバランスよく配合したサプリメントもあるので、食事の補助として活用されると相乗効果が期待できておすすめです。