生姜の成分と効果まとめ【保存版】

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体によい食材ということで知られている生姜(しょうが)。

昨年は大手下着メーカーから生姜の粉末を生地に付着させ、保湿や保温効果のある女性用下着が開発され話題になりましたね。

また、生姜専門店ができたり、生姜料理のカリスマ的女性が注目され、レシピが話題になったり、生姜について注目している人が多いということの表れだと言えます。

しかし、注目はされ、冷え症によいと言われてはいるものの、生姜のどの成分で体が温まるのかご存知の方は少ないのではないでしょうか?

ここでは生姜の成分と効果についてまとめていますので、参考にしてくださいね。

生姜の成分

生姜のガラノラクトン

生姜独特の香りの元は、ガラノラクトンという成分です。

ガラノラクトンは血管を収縮させる働きをもつ物質の作用を阻害する働きがあります。
血管が収縮すると抹消組織まで血液がいきわたらずに体が冷えることになります。

そのためガラノラクトンには血行を促進するはたらきがあるといえます。

生姜のジンゲロール

ジンゲロールは生姜の辛み成分です。
生で擦りおろして薬味などに使用すると口に入れた時にピリッとした辛みを感じますね。
これがジンゲロールです。

植物に含まれる色素や香り、アクなどの成分から発見された抗酸化作用がある化学物質をその働きからファイトケミカルと言われていますが、ジンゲロールはその一つです。

抗酸化作用があることで活性酸素を抑制するので老化防止にもなり、またガラノラクトンと同様に、血流を促進する作用もあります。

生姜のショウガオール

ジンゲロールの脱水反応によって生成される物質のショウガオールは、生姜の辛み成分
でもあり、乾燥させたり熱を加えることで増加します。

強い殺菌力抗酸化力があり、ガン細胞の増殖を抑制する作用があります。
中枢神経系の興奮をおさめる働きもあり、冷え症はもちろん肩こりや咳、喉の痛みにも有効です。

生姜のジンゲロン

ジンゲロールを乾燥させたり、熱を加えるとショウガオールと共にジンゲロンという成分が増加します。
ジンゲロンにも、血管を拡張させ血流をよくする働きがあります。

また、代謝を促進させる効果もあるため、脂肪燃焼を促進し、ダイエットにも効果が期待されています。
これは大学の研究結果として発表されています。ラットにおける実験ですが、脂肪分解を促進する働きにより抗肥満効果があると述べられています。

このように生姜に含まれている成分のほとんどが血行を促進し、代謝を高める働きがあるといえます。
だからこそ冷え症に良いといわれているんですね。

先日テレビで観た生姜料理専門店を開いた方はお店では冬でも裸足でサンダルなんだそうです。
でもちっとも寒くないのだそうです。

血行が良くなり、代謝が促進されると肌のターンオーバーもスムーズにできます。
生姜は肌荒れ対策、美肌にも効果があるといえるでしょう。

生姜の美容効果

冷え症に良いとされる生姜ですが、実は美容にもその効果を発揮してくれます。
冷え症対策もできて美容効果もあればこれほどうれしいことはないですよね。
生姜は料理でも大活躍です。生姜の効能がわかるとお料理も楽しくなりそうですね。

生姜のダイエット効果

生姜にはジンゲオールという辛み成分が含まれています。
ジンゲオールは発汗作用や血管を拡張させる働きがあり、血流がよくなるので生姜を摂取することで基礎代謝を高めることができます。

また、ジンゲオールは加熱することでショウガオールという成分に変わりますが、ショウガオールには体を腹部の芯から温め、その効果を持続する働きがあります。

また生姜独特の香りの元であるジンゲロンには脂肪分解を促進する働きがあるので、代謝効率の向上、体を温め、発汗を促進する作用に加え脂肪燃焼を促してくれるのでダイエット効果があるといえるのです。

生姜のアンチエイジング効果

ショウガオールやジンゲオールには強い抗酸化力があります。

私達が呼吸をし、エネルギー代謝をすると活性酸素が生まれますが、活性酸素は体にとって必要な物質でもあり、血管や細胞を傷つける悪さをする物質でもあります。

ショウガオールやジンゲオールはその活性酸素を抑制する働きがあります。

活性酸素は細胞を傷つけ、老化の原因ともなる物質です。
そのため抗酸化作用をがある生姜はアンチエイジング効果が期待できるのです。

生姜でむくみ解消

生姜はむくみを予防する働きもあります。

むくみは同じ姿勢をずっとしていなければならないなど、血行が悪くなることで起こります。
老廃物の排出がスムーズにできずに細胞の隙間に老廃物が滞ってしまうんですね。

血液の循環がうまくいかないとどうしても重力に逆らえずに下、つまり足に細胞間液や老廃物がたまるのでむくみが起きます。

むくみを予防、解消するためにはまず、血流をよくすることが必要です。

生姜のショウガオールやジンゲオールは血流をよくする働きがありますので
摂取することで体内での水分の循環が行われ、細胞間に水分や老廃物が溜まらなくなります。

腎臓の働きもよくなりますので、尿として老廃物を排出や余分な水分排出され、むくみが解消するのです。

生姜で便秘解消

便秘を解消するためには大腸や直腸の働きを活発にさせる必要があります。
腸のぜん動運動と言いますが、この運動が活発に行われることで腸内で便がスムーズに異動し、排出されることになるのです。

体が冷えている状態では体は危険を感じとり、大事な脳や主要器官に血液を送ろうとします。そのため血流が悪くなります。

抹消組織を捨ててでも生命維持に必要な大事な部分を守ろうとする自然の力です。
血流が悪くなれば腸の動きも悪くなりますので、便秘がちになります。

生姜のジンゲオール、ショウガオールには腹部の血流を高める効果があります。
また心臓からの血液の拍出量を増やすので血行がよくなり、腸も活発に動くことができます。

生姜は血流をよくすることで便秘を解消のサポートをしているのです。

生姜は薄毛にも効果あり?

髪の毛を健康に保つためには血行をよくしなければなりません。

髪の毛を作り出す細胞に栄養を届けているのは毛細血管です。
頭皮には毛細血管が張り巡らされていて栄養を運んでいます。

毛を作り出す細胞に栄養がいきわたらなければ細胞分裂により毛を作り出すことはできませんし、毛も細く弱々しいものになってしまいます。

生姜の血行促進効果により血流や代謝がよくなり薄毛にも有効であるといえます。

生姜は昔から食べるだけではなく塗ったり貼ったりすることで咳を鎮めることにも使われ、抗酸化作用や殺菌作用もあることから免疫機能を高める食品であると言えます。

健康維持のための生姜パワー、有効活用で元気に過ごせそうですね。

生姜の健康効果

生姜で冷え知らずというフレーズをよく見聞きしますね。
商品名になっていたりもします。
カップスープにも生姜シリーズがありますよね。

食べると体がぽかぽか温まりますし、冬場は生姜商品の売り上げが伸びるそうですよ。

生姜で冷え性改善

生姜の冷え症改善効果は、生姜に含まれるシンゲオールによるものです。

シンゲオールは乾燥や加熱によりショウガオールやジンゲロンという成分を生成します。
ショウガオールはこの3つの成分の中でも体を温める作用が強く、胃腸の内部から体を温める働きがあります。

またジンゲロンには血管の拡張作用や血液循環の促進、発汗作用もありますので、生姜を摂取することにより血行が良くなって冷え症改善へとつながるのです。

生姜は高血圧に効果あり?

生姜には中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす効果があることがわかっています。

悪玉コレステロールは血管内壁にくっつき入り込んでしまうことで柔軟性のある血管を硬く、弾力のないものにしてしまいます。
これが動脈硬化です。

動脈硬化は高血圧を引き起こし、高血圧は動脈硬化の原因となるため、どちらかの傾向があると診断された場合には気を付けなければなりません。

生姜はそれらの原因となる中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすので、病気を予防することになります。

生姜で関節痛を改善

体が冷えると血行が悪くなって肩こりがひどくなるなどの症状がでます。

また、リューマチは冷えるとことで痛みが強くなることがあり、このように体の冷えは免疫力の低下だけでなく体に様々な悪影響をもたらします。

生姜のジンゲロールには、炎症を起こすプロスタグランジンを抑制する抗炎症効果があり、身体の芯から温め、血流をよくする働きによりリューマチや関節痛の症状をやわらげることができます。

また、昔から行われている方法として生姜を湿布剤として使用すると効果があると言われています。

生姜で免疫力を上げる

生姜を生で食べると、ジンゲロールの働きにより白血球数が増えます。
白血球は体内にウイルスや菌など異物が侵入するとそれらを攻撃し私たちの体を守ってくれるのです。
そのため生の生姜には免疫力を高める効果があると言えます。

ジンゲロールは加熱や乾燥でショウガオールなどに変化するため、加熱してしまうとこの免疫力を高める成分は減少してしまいます。

しかし、ショウガオールは血管を拡張し、血行をよくする働きがあるので、体を温めることができます。

免疫細胞は体が冷えると動きがにぶくなってしまうため、生姜を食べることで体が温まり、風邪を予防することにもなるのです。

生姜の殺菌効果

生の生姜に含まれるジンゲロールには、強い抗菌作用や鎮痛作用があります。
そのため風邪や肺炎の原因となる細菌を退治してくれるのです。

また、ジンゲロールには風邪などによる咳を引き起こすロイコリエンという物質を阻害する働きがるので生姜は咳や気管支炎にも有効であるといえます。

現在は体調が悪くなればすぐに病院へ行き薬をもらうことができますが、それができなかった昔は咳には生姜が効くとされ、砂糖漬けなど比較的どの家庭でも作られているものだったのです。

生姜で吐き気を抑える

生姜には胃酸の過剰分泌を抑制し、胃での消化吸収を助ける働きがあります。

また、生姜は古来から生姜は鎮吐作用があるとされ、生薬にも含まれていた食品なのです。
これもショウガオールによる働きです。

このため生姜には二日酔いによる吐き気やつわりによる吐き気にも効果があるのです。

生姜で咳をやわらげる

ジンゲロールには気管支炎やぜんそく、咳の原因となるロイコロリエンという物質の働きを抑制する作用があります。

また、ジンゲロールには鎮痛作用もあるため、咳やのどの痛みを和らげてくれるのです。

少し数えるだけでも生姜にはたくさんの効果がありますね。

風邪の引き初めなど、ちょっと体調がおかしいけど薬には頼りたくないという時には生姜がぴったりなのではないでしょうか?

また、生姜を日常的に摂取することで風邪やその他の疾病の予防にもなります。

もちろん食べ過ぎは胃の負担となるのでいけませんが、野菜なので安心して摂取することができ、健康を支えるすばらしい食品といえますね。

生姜の食べ方・飲み方

生姜ってお料理では何に使っていますか?定番の生姜焼きやドレッシング、臭みを取るのに肉料理や魚料理でも使いますね。

ドリンクではジンジャーエールを自家製で作る方もいます。

薬膳料理としても注目されていますし、生姜専門店ができて話題になりました。
テレビの特集も頻繁に組まれています。

しかし、購入しても使い切れなかったことってありませんか?
生姜は定番料理以外にも幅広くお料理に使うことができます。

冷え症対策や代謝促進など様々な効果のある生姜、余らせずに使い切りたいですよね。

生姜の食べ方

生姜の体を温める効果を発揮させたいのであれば、生姜を加熱することが必要です。

生姜に含まれるジンゲロールという辛み成分は生のままで生姜を摂取すると、体を冷やしてしまう原因になってしまうのです。

ジンゲロールには血管の拡張作用と発汗作用があります。
これで一時的に体は温まるのですが、効果が持続せず、気温が低いところでその効果が発揮されると、結果的に体温が奪われて体が冷えてしまうことになるんです。

生姜の体を温める効果を持続させるためには加熱することが必要です。
加熱することでジンゲロールはショウガオールという成分に変わります。

ショウガオールは、心臓からの血液の拍出量を増やし、腹部の血行を高める働きがあります。
そのため身体が芯から温まるのです。

私たちの人間は、体温が1℃低くなってしまうと、基礎代謝量が約12%も落ちてしまうことがわかっています。

体が冷えると代謝や血流が悪くなり、免疫細胞も十分働くことができず免疫力が落ちてしまうことになります。

生姜が体を芯からあたためることで、免疫力の維持にも一役かっているといえるでしょう。

生姜の飲み方

ジンジャーエール自家製で作る方は多いですね。
砂糖漬けを作るような感覚で瓶詰にし、炭酸で割れば完成です。
とても簡単でレシピもたくさん出ていますよ。

また、最近では生姜ドリンクも数多く販売されています。
生姜紅茶やゆずジャムと生姜のドリンク、お酒では泡盛にも合うんです。

自分でドリンクを作るときは生姜を蒸したり擦りおろしたものをラップをかけて、電子レンジにかけるなど加熱することを忘れないようにしてくださいね。

料理で使用した後、生姜が余ってしまい、そのまま冷蔵庫に放置するとすぐにシワシワに乾燥してしまいますよね。
生姜を美味しく効果もそのままに保管したいものです。

もし余ってしまったら、生姜は擦りおろしてしまい、小分けにして冷凍庫で保管しましょう。
擦りおろす際は皮付きのまま行うと香りが強く、風味を楽しむことができますよ。