黒酢の成分と効果まとめ【保存版】

テレビや雑誌、ラジオでも黒酢の広告ってよく見聞きしますよね。
最近は健康食品としてだけではなくダイエット食品としても黒酢は注目されています。

黒酢を使用した商品は値段も手ごろなものからありますし、どうしてもそのままでは摂取しにくいという方のためにサプリメントとしても販売されているので比較的取り入れやすい健康食品なのではないでしょうか?

しかし、健康食品として認識はしていても何が体に良いのか、どうして体に良いのかと言われると悩んでしまいませんか。

実際のところ健康食品は、効能がわかりづらいと取り入れにくいものでもあります。
黒酢にはどのような成分が含まれているのでしょうか。

黒酢の成分

黒酢はアミノ酸が豊富

黒酢の代表的な栄養素と言ったらアミノ酸です。
アミノ酸はタンパク質を構成するために必要な化合物です。

タンパク質はこのアミノ酸がつながることによってできてます。
お肌を美しく健康に保つために必要なコラーゲンもアミノ酸からできているんです。

アミノ酸は約500種類ほどありますが人の体を作っているのはその中の約20種類のアミノ酸です。

この20種類のアミノ酸のうち、私たちが体の中で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸と言います。
つまり食事などで摂取しなければならないんですね。

黒酢には必須アミノ酸のうちスレオニンというアミノ酸を除いて8種類が含まれています。
必須アミノ酸以外の非必須アミノ酸も9種類ほど含まれており、神経伝達物質の生成にかかわっているアスパラ銀酸など黒酢には体の機能において重要な役割を果たすアミノ酸が含まれています。

黒酢はクエン酸も豊富

クエン酸は聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか?

柑橘類のすっぱいと感じ成分がクエン酸です。
食品にも使われていますし、水垢を落とす洗剤やお風呂の入浴剤にもクエン酸は使用されています。

クエン酸には疲労回復効果があります。疲労の元である乳酸を分解する働きがあるからです。

しかもクエン酸を摂取すると疲労物質を分解するだけでなく溜まりにくくしてくれるのです。

梅干しにも豊富に含まれており、梅干しを食べると疲れが取れるというのはこのためです。
スポーツドリンクに必ずと言っていいほどクエン酸が含まれています。

また、クエン酸はブドウ糖をエネルギーに変換させる際に重要な働きをしています。
新陳代謝が活発になり、乳酸が溜まってしまうこともなくなるのでクエン酸は生命活動をするうえで大事な成分なのです。

黒酢に含まれるその他の栄養素

黒酢は、ビタミンやミネラルも豊富に含んでいます。
ビタミン、ミネラルというと野菜というイメージが強いですよね。

しかし、黒酢にも細胞の再生や成長、新陳代謝を高める働きのあるビタミンB群や、ホルモンや免疫機能にも関与しているパントテン酸、DNAを合成するのに必要な葉酸等のビタミンが含まれています。

また、カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄分、リンなどのミネラルは体を構成する大切な栄養素ですが黒酢にはこれらのミネラルも含まれています。

このように黒酢には人が健康に活動をするうえで必要不可欠な栄養素がバランスよく含まれています。

もちろん黒酢だけですべての栄養素が満たされるわけではありませんが、不足がちな栄養素を補う上で非常に優れた食品であると言えます。

黒酢の摂取目安は1日大さじ2杯ほどです。

ドリンクとして飲む方が多いようですがインターネットで検索すると黒酢を使用したたくさんのレシピが出てきます。
お料理の調味料としても使えるのでとても便利な健康食品ですね。

黒酢の美容効果

近年黒酢は健康食品として注目されています。
通販番組を観ているとでは必ずと言っていいほど黒酢の商品が取り上げられています。

現在は黒酢のみではなく、他の成分と配合した物やサプリメントタイプの商品も販売されており、どれを購入するか迷ってしまいますね。

健康食品としてはもちろん美肌やダイエット効果など美容面についても注目されている黒酢ですが、私たちの健康にどのような効果があるのでしょうか?

黒酢の美肌効果

黒酢に豊富に含まれる栄養はアミノ酸です。

肌の角質層に含まれる天然の保湿素因子約半分がアミノ酸と、アミノ酸に類似した化合物です。

また、お肌の真皮の約70%を形成し、真皮から表皮へ栄養を送る働きをしているコラーゲンの3分の1はグリシンというアミノ酸からできています。

グリシンが不足するとコラーゲンの合成にも支障が出てきますし、肌の保湿力は落ち、カサカサしたキメの粗いシミもできやすい肌になってしまいます。
そして真皮を正常に形成できなくなるので肌の弾力やハリが失われてしまうのです。

グリシンの他、黒酢に含まれるセリンというアミノ酸には肌の潤いを保つ働きがあります。
脳の神経細胞を構成するアミノ酸でもありますので重要な栄養素です。

黒酢を摂取することでそれらの肌や粘膜の健康維持に関与するアミノ酸を摂取することができます。
黒酢は肌を美しく保つための一助となる食品だといえるでしょう。

黒酢のダイエット効果

さらにアミノ酸には脂肪燃焼の効果があります。

アミノ酸を摂取するとリパーゼという酵素が脂肪の分解を始めます。

分解された脂肪は血中に取り込まれ、有酸素運動の時に筋肉でエネルギーとして消費されることで脂肪を燃焼させることができるのです。

特にバリン・プロニン・アラニン・アルギニンは脂肪燃焼効果や疲労回復の効果があり、黒酢にもしっかり含まれています。

有酸素運動といってもしっかり準備をしてジムなどで運動をしなければならないわけではなく、例えば朝、黒酢を飲んで出勤すれば通勤時の体の運動で脂肪を燃焼させることができます。
日々の生活に上手に取り入れることでダイエット効果を得ることができるでしょう。

そしてアミノ酸には新陳代謝を高める効果があります。
人の体は運動をしていない時や、就寝中もエネルギーを消費しています。
この平常時におけるエネルギーの消費を基礎代謝といいます。
新陳代謝を高めることで必然的に基礎代謝量も増えるため、太りにくい体をつくることができます。

黒酢で便秘解消

黒酢には便秘解消や老廃物の排出を促す効果もあります。

黒酢に含まれるクエン酸は、アミノ酸と同様に疲労回復にも深く関わっていますが、腸のぜん動運動を促し、腸内の悪玉菌を減少させる働きがあります。

腸の動きが活発になることで腸内環境が整い、便秘解消につながります。

さらに黒酢の利尿作用により、体の中で不要になった老廃物を尿とともに排出するのを促し、体の中からキレイになることができます。

黒酢でむくみ解消

むくみの原因の一つとして、体内に老廃物が滞っていることが挙げられます。

仕事で同じ姿勢をとっていると足がむくむことってよくありますよね?
血流が悪くなり、老廃物が細胞の間に滞ってしまうためこの症状がでてしまうのです。

黒酢には前述のように利尿作用があるため、老廃物の排出を促してくれますし、黒酢に含まれているアルギニンというアミノ酸が血管を拡張させるので血流が活発化されます。

老廃物の滞留を解消し、むくみの解消、予防にもつながります。

黒酢の育毛効果

薄毛の原因の一つとして頭皮の血流が悪いことや、栄養不足があります。

栄養は頭皮に張りめぐらされた毛細血管によって運ばれます。
血流が悪いと毛乳頭から毛を作る毛母細胞に十分な栄養を与えることができません。

黒酢に含まれるアルギニンにより血流の改善が期待できますし、髪の毛を構成するケラチンもタンパク質の一つです。

黒酢にはタンパク質の元となるアミノ酸が豊富に含まれていますから、それは髪自体の材料ともなっているのです。

黒酢のアンチエイジング効果

私達が呼吸をすることでエネルギーを作り出していますがその際に活性酸素が生まれてしまいます。

活性酸素は老化の原因とも言われ血管を傷つけたり、生活習慣病を引き起こしたりします。

この活性酸素を抑制する働きを抗酸化作用と言います。
老化防止=アンチエイジングには欠かせないものです。

抗酸化作用はビタミン類やポリフェノール、カロテノイドが高いとされていますが、黒酢にも抗酸化力のある成分が含まれています。
それはメラノイジンという成分です。

食品の加工や貯蔵の際に生じる着色色素のことで、黒酢の黒い色素がこれに当たります。

酢は古くは古事記や日本書紀にも記載があり、貴重品で漢方の一種として使われていました。

成分はわからずとも、その効能は奈良時代の人々にも理解され浸透していたのでしょう。
現代においても黒酢を愛飲する人が多いのも納得ですね。

黒酢には豊富な栄養素が含まれ、アンチエイジング効果も期待できます。

あくまでも健康食品ですので黒酢を摂取することで、何らかの症状が一気に快方へ向かったり変化することはありませんが、私達の生き生きとした毎日を支える食品の一つであることは間違いないでしょう。

黒酢の健康効果

仕事や家事、育児などで忙しい毎日。疲れがたまっていませんか?

朝起きるのがつらかったり、やる気が出なかったり、肌荒れで化粧のりが悪かったり。

疲れをためていると免疫機能が落ちたり、自律神経が乱れたり、重大な病気を引き起こしかねません。

疲労を根本的に解消するためには睡眠をとらなくてはなりません。
しかし、毎日やらなくてはいけないことは決まっていますしなかなか難しいですよね?

そこで毎日の生活で気軽に取り入れることができ、疲労回復や生活習慣病の予防も期待出来ると謳われている黒酢についてその効能をまとめました。

黒酢で疲労回復

私たちは、常にエネルギーを消費して生きています。そのエネルギー源はブドウ糖です。

人間の体には糖質は3%程度しかありませんので食物から摂取してエネルギー源にしなければなりません。

摂取したブドウ糖は体内で酸化されてエネルギー源として使われる他、グリコーゲンという物質に変えて筋肉や肝臓に貯蓄されます。

貯蓄されたグリコーゲンは必要に応じてブドウ糖に戻されてエネルギー源として消費されますが、このグリコーゲンが運動などで不足してしまうと、疲労を感じやすくなります。

エネルギー源がないからそれ以上動くと危険だぞ!という指令を脳が発するからなんですね。

疲労を軽減させるためには、グリコーゲンを補給すればよいのですが、黒酢に含まれる酢酸には、このグリコーゲン生成を促進する効果があります。

そして黒酢に含まれる分岐鎖アミノ酸という栄養素はグリコーゲンと同じような働きをしてくれます。

ですから運動やハードな仕事などをする時に黒酢を摂取しておけば筋肉疲労から回復するのを助けてくれますし、日常的に黒酢を摂取する習慣があれば疲れにくい体を造る効果もあるのです。

黒酢で血液サラサラ

動脈硬化と言う言葉はよく耳にしますが、動脈硬化とは動脈内にコレステロール中性脂肪がたまって血流が悪くなり、動脈自体の柔軟性や弾力が失われてしまうことをいいます。

コレステロールも体内では必要な物質ですがそのバランスが悪くなると体内で悪さをしてしまうんです。

黒酢にフェニルアラニンと言うアミノ酸が含まれています。
このフェニルアラニンは、脂肪燃焼の促進やコレステロール値・中性脂肪値を下げる働きががあります。

コレステロールや中性脂肪が減少すると、血管内壁にそれらの物質がたまってしまうことが無くなるので、血液の循環がスムーズに血液がサラサラになります。

心臓の冠動脈の内壁に、コレステロールや中性脂肪がたまると心筋梗塞を引き起こしかねませんし、それが脳であれば脳梗塞となります。

フェニルアラニンは体内では作れないアミノ酸なので黒酢を摂取することでそれら疾患の予防にもなりますね。

黒酢は尿酸値を下げる

痛風という病気があります。高カロリーな食事や飲酒により引き起こされるので以前は贅沢病と呼ばれていました。

しかし、現在は職の欧米化に伴い比較的若い世代の男性でも発症する人が増えています。

痛風は尿酸値が高くなり、尿酸が結晶化して激しい関節炎を引き起こす病気です。
激烈で、耐えたれないほどの痛みです。

黒酢には痛風の原因となる尿酸値を下げる効果があります。
それは黒酢に含まれるクエン酸の作用です。

クエン酸は酸と付くので酸性と思われがちですが実はアルカリ性です。
一方尿酸は酸性でクエン酸によってアルカリ化された尿に溶けだします。
そして尿酸は尿と一緒に排出されてしまうんです。

実際に痛風の薬として酸性尿改善薬にはクエン酸ナトリウムが使用されているんですよ。

黒酢で肝機能改善

黒酢は肝機能を高める効果もあります。それは黒酢に含まれる豊富なアミノ酸によるものです。

黒酢には必須アミノ酸と言って体内で生成されないアミノ酸9種類のうち8種のアミノ酸が含まれています。

肝臓はアルコールを摂取した時に一番初めの分解ステップを行う臓器です。
ですから飲みすぎると肝臓に負担がかかってしまうんですね。

アミノ酸は体内でエネルギーを作り出す際に必要ですが、エネルギー源となる糖を作り出す時にアルコールが分解された時に生成される成分を消費してくれるのです。

肝臓でのアルコール分解を助けているんですね。
ですからアミノ酸を摂取することは二日酔いを予防することにもなり、黒酢はそれにもってこいの食品なんです。

黒酢で免疫力を上げる

健康を維持するためにはまずは自分の免疫力を高めることが必要です。

リンパ系の免疫細胞にはグルタチオンというアミノ酸から構成された抗酸化作用のある
物質を細胞内に蓄えて免疫力を高めようとする機能があります。

そのグルタチオンを作る際に必要なのはシスチン、テアニンというアミノ酸です。
黒酢にはその両方のアミノ酸が含まれています。

体に負荷をかけた際のリンパ球数の実験においてもシスチン、テアニンを摂取することの効果が示されています。
黒酢を摂取することで免疫力を高めるためのアミノ酸を供給することができます。

黒酢で高血圧を改善

血圧を上昇させる物質としてアンジオテンシン変換酵素という物質があります。

アンジオテンシン変換酵素はアンジオテンシンⅠという物質を血圧を上げる働きをするアンジオテンシンⅡに変える酵素です。
つまりアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きを邪魔すれば血圧が上昇しなくなるんですね。

高血圧の薬としてもACE阻害薬が広く使用されています。

黒酢にはこのACEを阻害する物質が含まれ、高血圧を予防する働きがあります。

実際にある黒酢の製造メーカーからラットを用いた抗高血圧作用を実証した論文も出されているんですよ。

黒酢で血糖値を下げる

血糖値が高いというとまず思いつくのは糖尿病です。

糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンの働きが低下して血糖値が高くなる病気です。

インスリンは体中にエネルギー源となる糖を配達することです。
つまりインスリンが働けないことで人が活動するためのエネルギーを作り出せなくなってしまうんです。

黒酢にはこの膵臓のインスリン分泌にも効果があります。

黒酢に含まれるアミノ酸は膵臓の機能を高めてインスリン分泌を促してくれますし、さらにクエン酸によって糖質のエネルギー変換を助けてくれるんです。

黒酢は血糖値を下げるのにも効果的な食品なんですね。

疲労を溜め込まず、病気にならないためには何と言っても睡眠やバランスのよい食事が一番ですし、黒酢だけでこれまでに挙げたような病気や症状を改善することはできません。

しかし、黒酢はそれら病気や症状を改善へ繋げていくすばらしいサポーターであるといえるでしょう。

黒酢の飲み方

いまや健康食品と代表といっても過言ではないと思ってしまう黒酢。
インターネットで黒酢を検索してみてください。
たくさんの商品がヒットして、どれを買うかで悩んでしまいます。

ここまで売れているのはその効能だけではなく、比較的安価であるのはもちろん、
飲みやすくアレンジが簡単に効くなどの理由がありそうです。

黒酢を一度に飲む適正な量

健康食品として摂取するとなるとなんだがたくさん飲まなくてはいけないイメージがありますよね?
ダイエット食品のように一食、置き換えなくてはいけないとか結構大変なんですよね。

その点、黒酢の1日の摂取目安量は30mlととっても少なくていいんです。
大さじ2杯。とっても簡単ですよね。

同じ量を酢の物で取ろうとするとお寿司なら2人前です。すごい量になってしまいますね。

黒酢を飲むタイミング

黒酢を飲むタイミングは胃がよく働いている食後がおすすめです。

豊富な栄養素を含む黒酢ですからしっかり吸収したいですよね。

また、黒酢はあくまでもお酢ですので、空っぽの胃に流し込むと胃を荒らしてしまう
可能性があります。

体が疲れている時や風邪などにかかっている時は体が酸性に傾きがちなので、アルカリ食品であるお酢はそれを元に戻すのにいいのではないかと思ってしまうのですが、そのような胃粘膜が薄くなっている時に摂取すると胃痛の原因にもなってしまいます。

また、体の代謝がよくなっている時に飲むのも栄養素の吸収がよくなっているのでよいでしょう。

運動後など体がアミノ酸をほしがっている時に飲めば効果的ですし、入浴後等に水分補給のドリンクとして使うのもおすすめです。

黒酢の飲みやすい方法

黒酢はお料理によく使う米酢と違い比較的匂いも味もまろやかです。

そのためお湯で薄めてあげるだけでも十分飲めるのですが、酸っぱさが気になるという人であればハチミツや柑橘系のジャムを少し加えてあげるだけでもとっても美味しいホットドリンクになります。

量としては10倍程度に薄めて飲むようにしてください。あまり濃いと胃だけでなく喉や食道の粘膜も痛めてしまいます。

おすすめレシピ

黒酢はどんな料理にもあう万能調味料でもあります。

肉はもちろん魚料理にも合います。
ドリンクとして飲むだけでなくドレッシングやお肉のソースにもなるんです。

イタリアンでよくバルサミコ酢が使用されていますが、これを黒酢に変えても美味しいんですよ。

デザートとしてもゼリーやスムージーヨーグルトに混ぜても美味しい。

アミノ酸など栄養素も豊富なので忙しい朝にヨーグルトに少し足して食べるだけでも、体内でのエネルギー効率はぐっとアップしているはずですよ。

ぜひ皆さんも色々試してみてくださいね。