中性脂肪の値が急上昇したんだけど・・・なぜ?

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中性脂肪の値が急上昇する理由

中性脂肪の値を急上昇させる要因はいくつかあります。
中性脂肪値は同じ人でも測る時間帯によって変化し、健康診断などで採血は朝食を食べる前の空腹時に行うことがほとんどです。この理由として、中性脂肪値は食後30分程度で上がりはじめて、4~6時間程度でピークになり、10時間程度で元に戻ると言われています。つまり食後すぐに採血すると中性脂肪値が急上昇するのはあたりまえのことなのです。

ちなみに食後の中性脂肪値が空腹時の数倍になると食後脂質異常症という病気の可能性があります。外国で行われている研究では、食後2時間程度で中性脂肪値がピークを迎える人はそうでない人に比べて心血管疾患を起こす可能性が高いという結果が、また他の研究では食後の中性脂肪値が高い人は脳梗塞のリスクが高いという結果が出ています。

これらの病気になるリスクを知るためにも空腹時の中性脂肪値だけでなく、食後の中性脂肪値を知るための採血を定期的に行う意味は十分にあるのです。

さらに肝臓は全身の血流に関係した血管が出入りしており、肝臓になんらかの異常がある場合には中性脂肪値が急上昇することがあるようです。病気が疑われる場合には速やかに医師の診察を受けること、またアルコールは肝臓に負担をかけますので適度に休肝日を作ることが大切です。

そして肥満気味の人は肝臓にも悪影響を与えるので、健康を意識した生活をすることも重要です。ちなみに同じ食品を急いで食べるよりもゆっくりと時間をかけて食べた方が中性脂肪の上がり方は緩やかになるためなんでもしっかりと噛んでたべるように心掛けましょう。

中性脂肪が上昇するその他の理由

中性脂肪が上昇するその他の理由としては、睡眠不足ストレスも挙げられます。私達の身体はストレスによって自律神経の働きが乱れて副腎皮質ホルモンが分泌されます。

自律神経は全身の血流に大きく関係しており、ストレスにより血流が悪くなった状態で、この副腎皮質ホルモンが遊離脂肪酸(血液に溶けている脂質の一つ)を増やし、肝臓で中性脂肪が構成されます。その中性脂肪が増えた血液が流れるため値も上昇するのです。

現代社会でストレスなくして生活することは難しいので少しでも解消できるように一日に少しの時間だけでも自分のための時間を作って溜め込まないこと、また十分な睡眠を取ること、もしくは短時間でも質のよい睡眠を取ることが中性脂肪値を下げるためには重要なことです。

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