中性脂肪とLDLコレステロールを下げる食事

中性脂肪とLDLコレステロールを下げる食品

健康診断で中性脂肪とLDLコレステロールの値が高いことを指摘された人は何らかの対策を始めないと、最悪の場合は心筋梗塞脳梗塞などの生活習慣病を起こす可能性が高くなります。これらの病気を予防するために最初にするべきことは、適度な運動と食事の改善です。

食事については普段の食事を少し工夫するだけで、中性脂肪を減らしてLDLコレステロールの値を下げる効果が期待できます。例えばマグロやイワシ、カツオなどの青魚に多く含まれているDHAとEPAは、その効果が十分に期待できる栄養素であることがよく知られているため積極的に食べるようにしたいです。

ただしDHAとEPAは調理する過程で酸化しやすいという特徴があるため、抗酸化作用(酸化を防ぐ作用)のあるビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、β-カロテン等を多く含む食材を取ることをおすすめします。

さらにドロドロの血液をサラサラにする効果のある栄養素としてミネラルが注目されており、また食物繊維は宿便やコレステロールなど身体によくないものを外へ排出する効果があります。

ミネラルや食物繊維は海藻類や根菜類、豆類に多く含まれています。またかんきつ類にはビタミンEとカリウムが豊富に含まれており、DHAとEPAを効率良く摂取するためには効果的です。そして身体の毒素の排出を促すためにも水分補給も忘れないようにしましょう。

ちなみにテレビ番組の企画で、健康診断で中性脂肪値が基準値を大幅に超えていたある有名人が「一週間青魚だけを食べ続ける」という企画で、基準値の50~149mg/dlの間に入ったという結果があります。もちろんこれは極端な例ではありますが、一日一食だけでも青魚を食べるようにできれば好ましいです。

さらに最近ではメニューにカロリー表示をする飲食店が増えてきたので、外食をする場合はカロリーの低いものを選ぶこと、またお酒のつまみも野菜中心の低カロリーのものを選ぶこと、また普段から好きなものばかり食べる習慣のある人は様々なものを食べてみる、などほんの少しの工夫で大きな効果が期待できます。そして食事は1日3食、しっかりと噛んでゆっくり食べることで食べ過ぎを防ぐことができます。

仕事や家事、育児など忙しい毎日を送っている人にとってはこのような工夫をすることは簡単ではないと思います。そして言うまでもなくすぐに効果がでるわけではありません。しかし少しずつ改善することで健康にうれしい効果をいくつも実感できる時がくるはずです。無理のない範囲で続けましょう。