アトピーの脱ステでリバウンドしてしまう理由と克服方法

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脱ステを失敗したりリバウンドしてしまう理由

ステロイドはアトピーの原因でもある免疫反応を抑制するため、アトピー性皮膚炎独特の症状・炎症を抑える効果が抜群です。

しかしステロイドは、体内に有害なものに対して体が除去しようとする本来必要な免疫反応をも抑えてしまうため、体外に追い出されるべきアレルゲンまでも体内への侵入を許してしまうというデメリットがあります。

つまり、ステロイドはアトピーを根本から改善する薬ではなく、炎症などの症状を一時的に抑えるだけの対処療法的な薬と言えます。

脱ステ(脱ステロイド)はステロイド剤の使用を止め、皮膚内に溜めこまれたアレルゲンを体外に排出することで、アトピーを治療していく方法です。ただし脱ステに成功した人がいる一方、脱ステに失敗してリバウンドでアトピーを悪化させてしまう人もたくさんいます

脱ステを失敗してしまう主な理由は、ステロイドを止めても環境的な問題でアレルゲンを体内に蓄積させ続けてしまった結果、アレルギー反応(炎症)でいくら体外にアレルゲンを排出しても出し切れず、アレルギー反応がほとんど改善されないためです。

ステロイド剤の離脱症状として吐き気や頭痛、倦怠感、血圧低下などがあります。ステロイド薬を長く使えば使うほど、脱ステの際、このような辛い症状を伴うことになり、脱ステをリバウンドしてしまう大きな要因となっています。

アトピーの原因は免疫バランスが悪いこと

一般的に赤ちゃんから幼児期(1歳~2歳半くらいまで)に発症するアトピー性皮膚炎は軽快しやすく、成長とともに自然に治癒するケースが多いので、ステロイドは使わない方がよいでしょう。

ステロイドを使えば使うほど、成長後に症状が悪化したり、様々な副作用も生じますので、現段階で使用している方は、すぐに使用を中止(脱ステ)されることをおすすめします。

アトピーの原因は様々な因子が重なりますが、成人のアトピー場合、免疫バランスの悪さが大きく関係してきます。このため、アトピーの原因を根本から改善するためには、食生活や周囲の環境を改善することが大切です。

幼児と違って治りにくいとされる成人アトピーですが、やはりステロイド治療によって完治することはなく、長引けば長引くほど脱ステも困難になるという特徴があるので、なるべく早い段階で脱ステ治療されることをおすすめします。

アトピー脱ステ中のスキンケアのポイント

脱ステの初期から中期にかけては、ステロイドを止めたことで生じるアレルギー反応を緩和させるため、軟膏や保湿剤が必要な時期です。でも、ある程度リバウンドの症状が落ち着いてきたら、脱保湿・脱軟膏で、保湿剤や軟膏への依存状態を断ち切り、回復を目指す必要があります。

今まで軟膏や保湿剤に頼りきりだったため、急に軟膏や保湿剤を止めることで、初めの数週間は肌がカサカサ・パリパリになり、やがて乾燥してボロボロ剥けてきますが、なるべく皮膚が自然に剥がれ落ちるのを待ち、掻かないよう注意が必要です。

大体1か月も経過すれば、本来の肌の保湿力が戻ります。ただ、肌の状態も落ち着くまではとにかく忍耐が必要です。

アトピー脱ステ中の食事のポイント

脱ステで根本的にアトピーの根源から治すためには、食生活改善が最も重要です。そのためには、腸内環境を改善して免疫バランスを整えるような食品がおすすめです。

具体的には、腸内環境を整える乳酸菌(ビフィズス菌・フェカリス菌・ラブレ菌など)配合のヨーグルト飲料やサプリ等、食物繊維をたっぷり含んだ野菜などを毎日積極的に摂り入れることで、免疫力を高め、体の内側からアレルゲンに打ち勝てる強さをつけていきましょう!

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