便秘のポッコリお腹に下剤を使うのはNGの理由

便秘でお腹ポッコリになる理由

便秘症状が続いて「お腹ポッコリ」が気になっている人がいると思います。このポッコリは、おなかに滞留便やガスが溜まった状態です。特に便秘が長期化している人は、有毒ガスがお腹に沢山溜まっていて、便秘を解消してもガスまでは排出されにくいのでポッコリが続いてしまいます。

滞留便の原因は下剤!?

便秘を解消するために下剤を使うことは、いつでも簡単にできて、費用もそれほどかからず便利です。

しかし、下剤は含まれている成分の刺激で強制的に排便させているだけであり、本来腸が持つ機能(ぜん動運動)が働いているわけではありません。

しかも下剤を頻繁に使うことで、腸の筋肉が緩くなって機能が働かなくなり、薬に頼らないと排便できず慢性的な便秘になる可能性もあります。

「下剤は便秘を根本から改善するものではない」ということを常に頭の片隅に置き、下剤は便秘が長期間続いている時の最終手段として利用することが望ましいです。

下剤に頼りすぎずに、腸内環境を正常化すること

下剤に頼り過ぎると依存症の恐れがあるだけでなく、身体の中のカリウムが一緒に多く排出されて、病気になりやすい、疲れやすい、イライラしやすいなどの症状を起こす可能性があり、便秘以上に健康とってよくありません。便秘や下痢が頻繁に続く人は腸内環境が悪くなっている可能性が高いため、まずは腸内環境を正常化するための対策が必要です。

特に便秘が気になっている間だけでも、肉類や揚げ物類、甘い物や辛い物ばかり食べ過ぎることは避け、野菜や海藻類を中心としたメニューにして、食物繊維やビタミンといった便秘解消効果のある栄養素が摂取できる食事に変えてみましょう。

またぬるめのお風呂に20分程度ゆっくりとつかることで、全身の血流がよくなり便秘解消効果が期待できるだけでなく、腸の働きを活発にするための運動も効果的です。毎日継続できる有酸素運動がぜひおすすめです。

さらにストレスのない人は腸内環境がよい傾向にあることが分かっています。ストレスを溜め込むと自律神経の働きが乱れることで腸の働きも乱れて便秘になりやすいです。ストレスをなくすことは難しいですが、一日少しの時間でも自分がリラックスできる時間をみつけてストレスを溜め込まないことが大切です。

腸内環境を正常化することで健康面でもうれしい効果がいくつか期待できるはずです。たかが便秘と思わずに上記の対策をして早めに便秘を解消することをおすすめします。