浣腸(かんちょう)は使いすぎると慢性化して依存症になる?

浣腸の副作用

便秘に悩まされている人にとっては食生活の見直しや便秘に効果のあるお茶を利用して症状を改善する方法がありますが、これらは効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。

一方でドラッグストアなど入手できる浣腸(かんちょう)は数百円程度の費用だけでいつでも行える対策です。

浣腸は大腸に直接水分を入れて刺激を与える仕組みで、すぐに腸の働きを活発にすることから即効性があるのがメリットです。しかしその効果の高さからいくつかの副作用が起こる恐れがあります。

まず浣腸に慣れてない人が行うと、浣腸をする時や直後に痛みを感じることがあるだけでなく、吐き気や腹痛を覚える人もいるようです。また腸に疾患のある人が使うと、症状が悪化する恐れもあるため注意が必要です。

さらに浣腸に頼り過ぎると、便秘薬を使いすぎた時と同様に慢性化し、依存症になってしまう恐れがあるため、浣腸の使用は週に1回以下でこれ以上の使用は避けた方がよいでしょう。

コーヒーエネマを使った腸内洗浄は危険?

コーヒーエネマという商品が販売されています。コーヒー浣腸という名前を聞いたことがあるかもしれませんが、名前の通りコーヒーを使って浣腸する方法で、コーヒーに含まれているカフェインやテオフィリンという成分が大腸を刺激して滞留便を排出する効果があるのです。

しかし、その強い効果から腸内の善玉菌や悪玉菌まで一緒に排出し、腸内環境に影響を及ぼす可能性があり、頑固な便秘や下痢の症状を覚えたり、依存症になってコーヒー浣腸がないと排便できなくなってしまう可能性もあります。

一部の病院でコーヒー浣腸を行っている所がありますので行うのであれば病院で施術を受けることをおすすめします。

自力で排便できるようにする方法

即効性があることで便利な浣腸ですが副作用や依存症になるのを避けるためには最小限の使用にとどめ、自力で排便できるようにするのが望ましいです。

ちなみに便秘が起こっている原因の一つに、便が硬くなっていることが挙げられます。食物繊維でも大豆や麦などに多く含まれている脂溶性食物繊維は便に水を含ませて柔らかくする効果があるためこれらの食品を積極的に摂取したいものです。

また運動不足が腸の働きを弱めて便秘を起こしている可能性があります。毎日継続できる有酸素運動は腸の働きを活発にする効果があるので便秘が解消できます。ウォーキングなど継続できることをぜひ続けてみましょう。

そして自力で排便する力を強くするには腸内の善玉菌を増やして腸内環境を正常にすることが大事です。食物繊維を多く含む野菜や果物、そして乳酸菌を日ごろから積極的に摂取するようにしましょう。