物忘れが激しいのは脳梗塞の前兆?

物忘れは脳梗塞の初期症状?

脳梗塞とは、乱れた生活習慣、ストレスなど様々な原因で脳の血管が極度に狭くなり詰まってしまったため脳に必要な栄養分や酸素が行き届かなくなり、脳組織の一部が死滅してしまう病気です。

脳梗塞の症状は、障害を受けた脳の部位によって意識を失ったり、体が動かせなくなったりなど他人それぞれですが、最悪の場合死に至ることもあります。また、徐々に症状が進行すると脳血管性痴呆になるケースもありますし、死に至らなかったケースでも様々な後遺症が残り、要介護状態になってしまうケースも多く見られます。

そこで、脳梗塞の発作が起きる前に脳梗塞の前兆を見逃さないことが大切です。以下に脳梗塞の前兆について紹介します。

脳梗塞の前兆

  • ろれつが回らなくなり、歩いたり立ったりすることができなくなる
  • 物が二重に見えたり、片方の目が膜がかかったようにぼやける見づらくなる
  • 片方の手足にしびれを感じる
  • 眩暈
  • 字を書こうと思ってもうまく書けない
  • 会話中、内容を理解できない

ただ、これらの脳梗塞の前兆(一過性脳虚血発作)を経験するのは全体の約1/4ほどで、残りの3/4はこういった前兆もなく突然脳梗塞を起こすと言われています。

しかし、一過性脳虚血発作のない脳梗塞のケースでも、やはり普段とは違った異変が症状として現れることがあるので以下に紹介します。

一過性脳虚血発作のない脳梗塞の前兆的症状

  • 物忘れが度々みられるようになるなど記憶力の低下や会話で相手の話を理解できないなど思考回路の低下など
  • 原因不明の肩こりや頭痛
  • 段差もないところで躓いたり、階段や段差でいつも足をつっかけてしまう
  • 慢性的な眩暈や手足のしびれ、また、一時的な顔や唇のしびれ、震えなど
  • 感情の起伏が激しくなる
  • 前触れもなく冷や汗や動悸が起こる
  • 食事中、むせやすくなったり、食べ物や飲み物を飲み込みにくくなる
  • 一時的に意識が朦朧とすることがある
  • 原因不明で声がかすれたり、物が二重に見えたり視野が欠けたりする

以上、上記の症状に複数該当すると脳梗塞を発症する可能性が高いので早めに病院で受診しましょう。万が一、脳梗塞の前触れの症状であれば発作を食い止めることも可能です。

物忘れを改善&脳梗塞を予防する食べ物

脳梗塞は、脳血管内で動脈硬化が起こり、血流が詰まってしまうことが原因で起こるケースがほとんどです。そもそも動脈硬化とは、動脈の血管内側にコレステロールや細胞が付着して積み重なっていくことで血管壁が狭くなり、血流が悪くなる症状です。動脈硬化が発症する部位によって体がマヒしたり、死に至るケースも少なくありません。

動脈硬化の主な原因は、メタボリック症候群や糖尿病、高脂血症、高血圧などで、生活習慣に大きく影響されていることから「生活習慣病」と呼ばれています。そこで予防のために、食生活の改善や運動を取り入れるなど日常生活の見直しが必要不可欠です。

特に、食生活の乱れは脳梗塞発症に大きく影響しているため、暴飲暴食を控え、血中コレステロールや脂質を減らすよう食生活の見直しが重要なポイントとなります。以下に物忘れや脳梗塞に有効な食品を紹介します。

DHA

脳の働きをよくする作用がある他、血管障害を予防する効果も期待できます。主に、マグロ、アジやサバ、サンマ、カツオなどの青魚に多く含まれています。

ケルセチン

血液サラサラ効果が高く、玉葱に多く含まれています。

レシチン

血管壁に付着したコレステロールなどの脂質を溶かす作用があり、大豆製品に多く含まれています。大豆製品は全般的に健康によいとされていますが、中でも納豆に含まれている
ナットウキナーゼ」は動脈硬化の原因・フィブリンを溶かす作用があるので、特におすすめです。

アリシン

DHAと同様、血液サラサラ効果があります。主に、ニンニク、ラッキョウ、玉葱などネギ化の植物に多く含まれています。

アミノ酸

神経細胞を正常に保ち、集中力の向上や物忘れや記憶力低下を防ぐ働きが期待できます。アミノ酸はタンパク質を構成する成分なので、良質なたんぱく質、脂身の少ない肉、魚、大豆製品、乳製品などにたくさん含まれています。

以上、脳梗塞予防には血行改善のため、上記のような血液サラサラ効果が期待できる食品を毎日積極的に摂ることをおすすめします。ただ、脳によいからと一定の食品だけに偏らず、多種多様な食品をバランスよく食べるように心掛けましょう。