動脈硬化の予防におすすめ!毎日続けやすい運動

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運動が動脈硬化の予防に効果がある理由

生活習慣病という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。その代表は脂質異常症糖尿病高血圧などがあり、どれも動脈硬化をもたらします。

生活習慣病はその名の通り食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が原因となっています。

動脈硬化は血液中の余分な中性脂肪やコレステロールが血管内壁にこびりつき、次第に細胞の間にたまって血管を硬化させてしまう病態です。つまり、血液中に余分な中性脂肪やコレステロールがなければ動脈硬化にもならないことになります。

そこで出てくるのが運動です。中性脂肪は糖と同様にエネルギー源ですが、運動でエネルギー消費量が増えると体内の中性脂肪をエネルギー源として消費するようになります。糖の方がエネルギーに変換されやすいので中性脂肪を消費するためには最低でも20分から30分程度の運動を行うことが必要です。

さらに、運動を行うと代謝が促進され血管が拡張されます。
運動により血流がよくなるとHDL(善玉)コレステロールが増加することがわかっています。
それによりLDL(悪玉)コレステロールが減少し、動脈硬化予防につながるのです。

動脈硬化予防におすすめ!続けやすい運動

運動をはじめても継続しなければ動脈硬化の予防にはなりません。
続けるポイントは無理をしない、有酸素運動を行う、時間は20分~30分(できれば毎日)という3つです。

健康のために運動をするぞ!と意気込んでしまうと最初から運動をしすぎてしまい筋肉疲労や怪我等をしてしまいがちです。結局続かずに三日坊主ということになりかねません。

取り入れやすいウォーキングや軽めの(早歩きくらいの速さの)マラソンから始めるとよいでしょう。通勤や買い物をバスや車、自転車ではなく徒歩にしてみることで無理なく運動をすることができます。

また、水泳も全身運動で肺活量も増加するので動脈硬化予防に適した運動です。
スイミングスクールで体質改善の指導を行っている所もありますので利用してみるのもよいでしょう。

なお、脂質異常症の各脂質の値が非常に悪い場合は、急激な運動をすると心臓に負担をかけることになりますので医師の指示を受けるように注意しましょう。

継続して運動してるのに健康診断の数値が改善しない場合

運動しているのに血液検査の脂質の数値が改善しない場合は、必要以上に脂質を摂り過ぎていることが考えられます。運動をしているからと安心して食べ過ぎているのではないでしょうか。

また、アルコールは肝臓での脂肪酸分解を妨げてしまうので中性脂肪が高くなる原因となります。日常的にアルコールを過剰に摂取すると血管内壁に中性脂肪がこびりつき動脈硬化を引き起こす可能性があります。

ところで、運動をして消費されるのは中性脂肪です。コレステロールが運動によって消費されるわけではありません。

運動をすることによって中性脂肪が減少し、それによってHDLコレステロールが増加します。そしてHDLコレステロールの働きでLDLコレステロールが減少するのです。

ですから高LDLコレステロール血症や低HDLコレステロール血症を治すためにはまずは中性脂肪を減らし、コレステロールの多い食品を控えるようにしなければなりません。

動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす恐ろしい病気で、自覚症状がないまま血管はボロボロになってゆきます。手遅れになる前に食事の改善をし、適度な運動を生活に定着させるようにしましょう。

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