高中性脂肪血症を薬を使わず自力で治療する方法

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自覚症状が無く危険?高中性脂肪血症とは?

脂質異常症は脂質の種類によりわけれており、中性脂肪値が異常をきたす脂質異常症高中性脂肪血症と言います。脂質異常症は以前は高脂血症と呼ばれていましたがHDL(善玉)コレステロール値については値が低いと異常で、高い方がよいので脂質異常症と呼ぶことにしたのです。

脂質異常症の診断では、12 時間以上の絶食状態において血液検査を行い、血清または血漿中の総コレステロール(TC)、中性脂肪(トリグリセリド;TG)、HDLコレステロールの濃度を測定します。脂質異常症の診断では平成 14 年に日本動脈硬化学会から発表された基準が用いられており、高中性脂肪血症は血清中性脂肪が≧150mg/dlであるとそう診断されます。

なお、高LDLコレステロール血症はLDLコレステロール値が≧140mg/dl、低HDLコレステロール血症はHDLコレステロール値が<40mg/dlとなっています。これらの脂質異常症は2つ以上の症状が併発することも多く、中性脂肪値もLDLコレステロール値も高いと混合型高脂血症と呼ばれています。

しかし、高中性脂肪血症であると診断されても、ほとんど本人に自覚症状はありません。そうした間に血管内壁には余分な脂質が付着してゆき、動脈硬化を引き起こしているのです。

動脈硬化が進むと血管が狭められ、血流の流れが悪くなります。高血圧になり、突然心筋梗塞脳梗塞となることさえあり、命に係わる事態となるのです。

高中性脂肪血症の原因は?

動脈硬化は生活習慣病のうちの一つであり、脂質異常症となる原因も食生活や慢性的に運動不足であるという生活サイクルが大きく関わっています。

男性に多いですが食事の嗜好として脂肪を多く摂取していることが挙げられます。唐揚げなどの揚げ物や焼肉など脂質の多い食べ物が好きなのではないでしょうか?

また、外で仕事をしていると必然的に食事は外食に偏ります。栄養バランスが考えられているメニューであるならよいですが、野菜や魚の摂取量は少なくなりがちです。

そして、アルコール自体が中性脂肪になるわけではありませんが飲酒も中性脂肪値が高くなる原因となります。

アルコールを摂取すると肝臓内ではアルコールを分解し、その過程でアセドアルデヒドができます。アセドアルデヒドは毒性があり、肝臓はこれを無毒化するためにせっせと働かなければなりません。

すると肝臓の分解能力はアセトアルデヒドにとられてしまい、脂肪の分解がおろそかになります。つまり脂肪酸が体内にたまってしまうのです。脂肪酸を中性脂肪に変えて非常時のために貯蓄しようとする酵素が働きます。

しかし、そんな非常時はそうそう来ることもなく、どんどん中性脂肪が溜まっていってしまうのです。

高中性脂肪血症を薬を使わず治療するには

高中性脂肪血症を治す方法は一言でいうと、上記に挙げたような原因を取り除くことです。

また、中性脂肪値を下げる食品を積極的摂取するという方法もあります。

青魚に含まれる不飽和脂肪酸であるDHAEPAは中性脂肪値を下げる働きがありますし、食物繊維は脂肪を丸め込み、小腸から吸収されるのを抑制してくれます。食物繊維は野菜や、海藻類、豆類、キノコ類に多く含まれています。

また、運動をすることによっても治療をすることができます。
脂質異常症と診断されても重篤な状況になっていなければまずは食事療法と運動療法から始まります。大事なのは毎日続けることです。

運動をしていれば消費エネルギーが増加しますから、例えば忘年会や新年会が続いて食べたり飲んだりしなければならない状況が増えたとしても中性脂肪値をあげずに乗り切ることができます。

そして運動を行う上でのキーワードは「有酸素運動」です。
酸素を取り込みながら体を動かすことで代謝がたかまり、脂肪の燃焼を促進させ、中性脂肪が溜まるのを防ぎます。

ウォーキングやマラソン、流行のサイクルスポーツもよいでしょう。
時間がない時は短くなってもしかたがないですが、脂肪を燃焼させるために最低30分は続けるようにしましょう。

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