適度な運動をしてるのにコレステロールが高い理由

毎日運動してるのにコレステロールが高いのはなぜ?

コレステロールは私たちの体に存在する脂質の一つです。その他には中性脂肪、リン脂質、脂肪酸があります。

コレステロール値が高くて健康診断で注意された・・・などという話を聞くとコレステロールは良くない物だと思いがちですが、コレステロールはリン脂質同様に細胞膜を形成する成分であり、脂肪酸と一緒にホルモンを合成する際の材料にもなります。
コレステロールは体内で重要な働きをしているのですね。

コレステロールが1日に必要とされる量は、1,000~1,500mgといわれています。この必要量の2/3は肝臓で合成されていますので、必要以上に摂取してしまうと体内のコレステロールのバランスが崩れて血中コレステロール値が高くなってしまうのです。

つまり運動しているのにコレステロール値が高いということは必要以上に摂取してしまっているからなのです。

コレステロールが高い人は食事を見直そう

コレステロールはHDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールに分けられます。悪玉とついていますが、体内に必要なコレステロールを運搬しているので無くてはならないコレステロールです。

しかし、これが増えすぎてしまうと血管内壁にこびりついてしまい、動脈硬化の原因となるので悪玉コレステロールと呼ばれています。

食事や飲酒後に、数値が上がるのは中性脂肪です。実はコレステロール値はそれほど毎回の食事には影響されていないのです。つまりコレステロール値が高い人は一時だけでなく、それが常態化しているということなんですね。

コレステロール値を下げる方法はまず食事の改善です。脂質異常症と診断されるとまず行うのが食事療法です。

心がける点は

  1. 適切なエネルギー量を摂取する(消費できる以上のエネルギーを摂取しない)
  2. 脂肪を控える
  3. 脂肪酸は肉からではなく魚から摂取し、植物油脂を多めにとるようにする。

ということです。

コレステロール値だけでなく中性脂肪も高めの方はその他に糖質を控えたり、アルコールを控えるようにしなくてはなりません。まず、適切なエネルギーとは食べ過ぎ飲み過ぎを控えるということです。30~40歳代男性の必要カロリー目安は2650kcal、女性は2000kcalです。

最近はお弁当や外食先でも食事のカロリー数を記載しているものが多くなりました。脂質異常症とならないためにも摂取エネルギーを気を付けるようにしましょう。

コレステロールを下げる!おすすめの食品

コレステロール値を下げるために適度な運動をしたり、コレステロール値を下げる働きのある食品を摂るようにしましょう。

例えばウォーキングを30分ゆっくり行うと80kcalを消費することができます。スイミングを10分程度行っても80kcalを消費できます。80kcalは女性物のお茶碗で白米半分程度になります。

その他にも食品のカロリーの目安はインターネットでも簡単に検索できますので探してみるとよいでしょう。

コレステロール値を下げる食品の代表格は青魚です。青魚の脂にはDHAやEPAが豊富に含まれており、悪玉コレステロールを除去し、善玉コレステロールを増やす働きがあります。

青魚の脂は不飽和脂肪酸でさらにオメガ3系の不飽和脂肪酸に分類されます。同じ分類にエゴマ油亜麻仁油があります。

また、オメガ9系の油脂はオレイン酸が多く含まれ、同様に悪玉コレステロール値を下げる働きがあります。オリーブオイル菜種油がこれに当たります。

もちろん油ですので摂りすぎるとカロリーオーバーになってしまいますが、これらの油脂を使用して料理をつくるのもよい方法ですね。