30代なのに物忘れがひどいのは若年性アルツハイマー?症状をチェック!

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若年性アルツハイマーの症状と物忘れの違い

脳の萎縮は、加齢と共に徐々に進行する老化現象であり、誰にでも起こり得る自然現象です。ただ、10代~30代の働き盛りなのに、物忘れがひどく仕事や日常生活にも支障をきたすレベルになると仕事を辞めざるを得ず、社会的な信頼が失われるだけでなく経済的なダメージも相当に大きいですよね。また、ひどい物忘れが続くと、若年性アルツハイマーを疑い、深刻に悩む人も少なくないでしょう。

因みに若年性アルツハイマーは、65歳未満で発症する認知症を意味し、脳の神経細胞が死滅して委縮してしまうことから生じる知的能力の低下で、最終的に人格まで崩壊してしまう恐ろしい病気です。

若年性アルツハイマーの特徴の1つは物忘れですが、単なる物忘れとは異なる点は、仕事やプライベートで大切な予定や約束したこと自体すべてを忘れてしまうことです。初期症状は、人や物の名前が思い出せないなどの物忘れなので、日常的に度忘れが多くなってきたら要注意です。

また、怒りっぽく自己中心的になりがちだったり、原因不明の眩暈・頭痛などが若年性アルツハイマーの身体的症状特徴としてあげられます。

さらに、進行すると日付や場所が分からなくなり、よく出かける場所なのに道に迷ってしまったり、作り慣れた料理の手順が分からなくなってしまうなど、「何かおかしい」と思うことが多くなり、若年性アルツハイマーに気付くケースも少なくありません。

ただ、似たような症状の若年性健忘症やうつ病の可能性もあるので、できるだけ早めに専門の脳外科で受診を受け、病名や病状を明らかにすることが大切です。

若年性アルツハイマーの原因は?

若年性アルツハイマーの原因は、脳血管性認知症やアルコール認知症などの疾患が原因によるケースもありますが、ほとんどの場合、遺伝によるものです。このため誰でも罹る頻度の高い病気ではありませんが、1度発症したら進行が速いのが特徴です。

特に、血縁者の間で若年性アルツハイマーに罹った人がいる場合、同じ原因遺伝子をもっているということで発症する可能性も高まるため注意が必要です。ただ、アルツハイマー病に関しての研究では、未だに直接的な原因も解明されていないのが現状で、遺伝子検査による原因遺伝子の発見も現段階では難しい状況です。

若年性アルツハイマーの発症時期は、主に40代頃からですが、更年期に突入するこの時期は、様々な体調不良や体の変化も現れやすい時期なので、つい初期症状を見逃しやすくなりがちです。しかし、進行性の早い若年性アルツハイマーの進行を食い止めるためには、早期発見が重要ポイントです。上記のようなアルツハイマー独特の症状が見られ、以前に比べ、「少し変わった」や「何かおかしくなった」と感じたら、早めに脳外科で受診して、専門医に相談されることをおすすめします。

若年性アルツハイマーを予防するには?

若年性アルツハイマーの恐ろしいところは、とにかく発症から進行のスピードが非常に速い点です。遺伝が原因で発症する場合、予防も難しいのですが、とにかく早期発見・治療が重要なポイントとなります。ただ、アルツハイマーを患っている本人が異常を認識するのは難しいので、周囲の家族や同僚、友人が異常に気が付き、できるだけ早い段階でCTやMRIなどの設備が整っている神経内科での受診を勧めてあげることが重要なポイントとなります。

遺伝以外のアルコール性認知症や脳血管性認知症が原因で発症するケースでは、普段の日常生活を改善することで発症を予防することが可能です。以下に予防対策のポイントを紹介します。

食生活の改善

塩分や脂肪分の摂り過ぎに注意して、栄養バランスのよい規則正しい食生活を心掛けましょう。また、脳の活性化に効果的なDHA・EPAをたくさん含む青魚を積極的に摂りましょう。

適度な運動

ウォーキングや軽いジョギングなど適度な有酸素運動を継続的に取り入れましょう。できれば週に3回程度継続的に続けると効果的です。

規則正しい生活習慣

夜更かしや昼と夜逆転の生活はNGです。また、喫煙や暴飲暴食も控えましょう。

以上、若年性アルツハイマーの原因である生活習慣病を予防することで若年性アルツハイマーのリスクをグッと下げることが可能です。さらに、新しいことにチャレンジしたり、他人とのコミュニケーションの場を増やし、脳を活性化させることも、効果的な予防対策となりおすすめです。

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