トクホのヘルシア、中性脂肪を下げる効果と危険性

ヘルシアは中性脂肪を下げる効果ある?

特定保健用食品、いわゆるトクホの表示があるヘルシア緑茶ですが、トクホってなんだかご存じでしょうか?

トクホとして消費者庁長官の許可を得た食品は特定の保健の効果が臨床試験など科学的な根拠により証明されている食品です。

保健の効果とは中性脂肪を減らしたり、ヨーグルトのようにおなかの調子を整える働きや、高血圧の方のための減塩食品など様々な商品があります。ちなみに乳酸菌では菌株自体がトクホとして許可されています。

ヘルシア緑茶は高濃度の茶カテキンを含有し、その働きで脂肪を燃焼しやすくする働きがあります。肝臓に存在するβ酸化関連酵素と言う酵素の働きを活性化させるのです。

肝臓は様々な働きをしていますがその一つが摂取した食品の栄養をエネルギーに変換さ競ることです。β酸化関連酵素は脂肪燃焼酵素とも呼ばれ、体内の脂質を分解し、エネルギー源とする働きがあります。

そのため、このβ酸化関連酵素を活性化させる事で脂肪(中性脂肪)を燃焼しやすくさせるのです。

海外では禁止されてる?ヘルシアの危険性とは

ヘルシア緑茶というと香川照之さんのCMでもおなじみの花王の主力商品です。

ヘルシアは高濃度茶カテキンによる脂肪燃焼効果を全面に押し出した商品ですが、実は海外では高濃度茶カテキンによる肝臓障害が問題視されています。

花王ではこれまでヘルシア自体を海外で販売したことはないため直接ヘルシアが及ぼした肝臓障害ではありませんが、カナダ、フランス、スペインなどで合計十数件の高濃度茶カテキンが原因であると疑われる肝臓障害が報告されています。

ただ、これらの報告による製品は茶カテキンのサプリメントによるものやお茶の抽出方法が異なるなど、肝機能障害への疑いの域を出ているわけではありません。

とはいえ、高濃度茶カテキンという点においては共通しています。
茶カテキンの製品やサプリメントを摂取していて、心配な場合は健康診断時の血液検査で肝機能の数値に注意するようにしましょう。

なお、健康診断での血液検査は特定健診ではメタボに関する3項目しか行われませんので、その他の検査項目はオプションで付け加えるようにしましょう。

安全に中性脂肪を減らすには

安全に中性脂肪を減らす一番の方法は消費と供給のバランスを保つと言うことです。
つまり食生活を改善し、消費を多くするために適度な運動を行うと言うことですね。

そもそも食べる量に比べて消費する量が少ないからこそ、消費しきれないエネルギーが蓄積され中性脂肪となります。ですから食生活を改善することでその一番の原因を取り除くことが出来るのです。

食生活の改善では、食べ過ぎない・飲み過ぎない、中性脂肪を下げる食品を摂取するようにすると言うことが重要です。

脂質や糖質を多く含む食品の摂取量を減らすこと。アルコールは肝臓で中性脂肪を造る原因にもなりますので飲み過ぎないようにしなければなりません。

よく手足は細いのに腹囲がとても大きい方っていらっしゃいますよね。ビール腹とも言われたりしますが、これはアルコールの摂取過多により内臓脂肪が付きすぎてしまったからなのです。適度なアルコールは血行を促進し健康効果をもたらしますが、過剰摂取は害でしかないのです。

青魚に多く含まれるDHAやEPAは中性脂肪を減少させる働きがあります。
牛肉や豚肉は脂質が多く、どうしても脂質の摂取過多になりがちです。和食中心の魚をメインにした食生活を少しでも多く取り入れることで中性脂肪は減少していくことでしょう。