いつものビールを糖質ゼロビールに置き換えると中性脂肪は下がる?

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普通のビールと糖質ゼロビールの成分の違い

ビールの定義は酒税法により定められており、ビールは麦芽の使用率が2/3以上、発泡酒の麦芽使用率はそれ以下で、麦芽か麦を使用しているものとされています。麦芽の使用率により税率は変わります。

最近よく聞く第3のビールは麦芽を使用せず、麦由来のスピリッツや焼酎を混ぜることでビールや発泡酒と同じような味わいをもったアルコール飲料のことです。ビールには100mlあたり3g前後、多くても4g弱程度の糖質が含まれています。

糖質ゼロビールは、上記の発泡酒や第3のビールに属しており、酒税方における「ビール」には属していない飲料です。糖質ゼロビールは糖質ゼロといっても完全にゼロではなく、微量に含まれていることがあります。

それは厚生労働省により定められている栄養表示基準により「糖質ゼロ」は飲料の場合100mlあたり糖質0.5g未満のものに表示することが出来るとされているからです。

しかし、ビールに比べ糖質は1/5~1/8程度にまで抑えられているので、糖質の摂取自体は抑えることができます。

糖質ゼロビールに置き換えることで中性脂肪は下がる?

糖質ゼロビールにすると食べ過ぎてしまう罪悪感から逃れられそうな気がしてしまいますよね。しかし、実際はどうなのでしょうか?

糖質ゼロは糖質0.5g未満のため、糖質1gが4kcalですから糖質ゼロビールに含有される糖質のエネルギー量は100mlあたり2kal程度ということになります。発泡酒で最もカロリーの低いものでは100mlあたり19kcalですので実は糖質が占めるカロリー数はそれほど高くないのです。

確かに普通のビールだと100mlあたり40kcal程度になりますから、糖質ゼロビールに置き換えれば普通のビールを飲むよりは摂取カロリーを少なくすることができます。

しかし、アルコールによって食欲が増進すると結果的に普段よりも食べ過ぎてしまうことにもなりかねません。

ですから一概に糖質ゼロビールにしたからと言って中性脂肪値が減少するわけではないのです。

アルコールを摂取すると中性脂肪は上がる

血液中に存在する脂質は中性脂肪やコレステロール、リン脂質などがあります。これらの脂質はエネルギー源として重要な働きをしています。

血中の中性脂肪が増加するのはまずは食事から摂取しているときと肝臓で中性脂肪が合成されている時です。

アルコールを過剰に摂取すると肝臓ではアルコールを分解しきれなくなり、肝臓で合成される中性脂肪が増加し、血液中に分泌されます

よくお酒を飲むと顔が赤くなりますが、これは肝臓でアルコールを無毒化する際にできるアセトアルデヒドという物質のためです。肝臓でアセトアルデヒドが十分に分解しきれていない状態です。

これが日常的に行われるとアセトアルデヒドは脂肪分解を抑制するようになり、さらに脂肪組織から中性脂肪の元となる脂肪酸を放出させます。

血中に脂質が多く存在すると血管壁が細くなり、動脈硬化を引き起こします。そして結果的に脳梗塞や心筋梗塞を発症することになってしまうのです。

アルコールは気分を高揚させ、食事を楽しく取る効果もあります。また、適度なアルコールは血行促進やストレスの解消にもなり、古くから酒は百薬の長とも言われてきました。ただこれは適量を飲んだ場合のことなのです。

社団法人アルコール健康医学協会ではアルコールの一般的な摂取限度を挙げていますが、ビールであれば中瓶1~多くても2本、日本酒(度数15度)では1号~多くても2号程度となっています。

また、少量でも顔が赤くなる方は代謝能力が低いのでそれよりも摂取量を控えるようにしなければなりません。

アルコールで中性脂肪を増加させないためにも適量を守ることが大事です。

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