コンドロイチンの効果まとめ【保存版】

コンドロイチンは正式名称をコンドロイチン硫酸と言いますが1950年代に医療用医薬品として認可され、医薬品、健康食品など幅広く使用されています。

骨と関節を守る重要な成分として注目されていますがコンドロイチンの働きはそれだけではありません。

コンドロイチンは全身に存在する成分で様々な働きをしています。

コンドロイチンの機能

コンドロイチンとは

コンドロスとはギリシャ語で軟骨を意味しています。コンドロイチンの語源はこのコンドロスで、関節軟骨に多く含まれ、正式名称はコンドロイチン硫酸です。
軟骨の他にも脳神経組織やほとんどすべての組織・臓器に含まれています。

そしてコンドロイチンは1種類ではなく結合している硫酸基によって、ABCDEの5種類が現時点では確認されています。軟骨に多く含まれているのはコンドロイチン硫酸AとCです。

コンドロイチン硫酸は、1930年代に頭痛に効果があることがわかり、その後研究が進んだことで、ある種の難聴や神経痛、腰痛、関節痛、五十肩に効果があることが明らかになりました。

保水力が強いことから、眼科用では角膜表層保護のための使用が認可されています。

コンドロイチン硫酸のよいところは副作用がほとんど無いことです。
コンドロイチン硫酸も、それが代謝された後の産物も水溶性で排出されやすいため、体内に蓄積してしまいにくいのです。

コンドロイチンとグルコサミンの違い

グルコサミンは動物の体内でN-アセチルグルコサミンとして存在し、ホルモンなどの糖タンパク質やヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸を含むグリコサミノグリカンの成分となっています。

甲殻類のエビやカニに多く含まれている成分で擦り減った軟骨を再生させたり、関節痛の痛みにも効果的です。

一方、コンドロイチン硫酸はムコ多糖類の一つで、軟骨だけでなく皮膚の結合組織、脳、眼の粘膜にも含まれています。

細胞と細胞の間を満たしている細胞外質の主要成分でもあります。コンドロイチン硫酸は軟骨を分解する酵素を抑制します。

軟骨の再生にかかわるので似ているようですが、分子構造はもちろん性質や人間の体内での働きも異なります。

そのためグルコサミンとコンドロイチンをともに使用することで相乗効果を期待でき、効果的であると言えます。

コンドロイチンとヒアルロン酸の違い

ヒアルロン酸も、コンドロイチン硫酸と同様に結合組織を中心に体内に広く存在しているムコ多糖類の一種で、細胞と細胞の隙間を埋める細胞外基質に多く存在しています。分子構造も似ています。

ヒアルロン酸にも肌の保湿や柔軟性を維持する働きがあり、コンドロイチン硫酸と同様、加齢により、体内での生産が少なくなり、肌であれば張りがなくなっていきます。

ヒアルロン酸が不足すると、肌は乾燥してしまいがちです。
コンドロイチン硫酸もヒアルロン酸も共に保水力が高いのですが、臨床実験によりコンドロイチンの方がより保水力の持続する時間が長いという結果が出ています。

ヒアルロン酸はもちろん、やや割高になるようですがコンドロイチン硫酸も化粧水の成分として使用されています。

共に肌荒れやシワを防ぐ保湿効果という面からみると美肌にはなくてはならない成分といえます。

コンドロイチンの効果

コンドロイチンは正式名称をコンドロイチン硫酸といい、糖とタンパク質の複合体です。

細胞の表面や、細胞の外側の細胞と細胞の間を埋めている物質として存在していたり、ヒアルロン酸などと一緒に軟骨に存在し、軟骨のクッション作用において重要な働きをしています。

コンドロイチンで関節痛を改善

コンドロイチンは1950年代に医療用医薬品として認可されて以来、医療の場において注射液として使用され、神経痛、筋肉痛、腰痛、肩こり関節痛、五十肩、変形性膝関節症などの治療に使われている他、眼精疲労の改善や角膜の保護などにも使用されています。

また、アメリカ国立衛生研究所で行われた1500人以上を対象としたコンドロイチンとグルコサミンの関節炎に対する試験では、骨粗しょう症の中等度から重症の膝の痛みに対し、有効であるということがわかりました。

このほかヨーロッパでも臨床試験が行われ、変形性膝関節症を改善するという結果も報告されています。

高齢化が進む中、65歳以上が抱える病気や怪我での症状の上位には男女ともに腰痛、肩こり関節痛があります。
この痛みを根本的に治療することができれば高齢者の活躍の場が広がると言えます。

医療用医薬品として認可され50年以上の歴史をもつコンドロイチンですが、この高齢化社会においてさらに有効な活用の場が広がることは間違いないでしょう。

コンドロイチンでコレステロールを除去

コンドロイチンには、血液中のコレステロールや活性酸素により酸化された中性脂肪を除去する働きがあります。

コレステロールや中性脂肪が傷ついた血管の内壁へ侵入することで血管の柔軟性が失われ、動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化が起こると蓄積されたコレステロールや中性脂肪で血管内腔が狭くなっていき、血流に対する抵抗が増えて高血圧になります。動脈硬化と高血圧は非常に密接した症状なのです。

コンドロイチンによりそれらの物質が除去されれば、病気の予防となると考えられます。

コンドロイチンで骨粗しょう症を予防

骨粗しょう症は、骨の密度が低くなり骨折しやすくなる病気です。

一般的には老化現象によりカルシウムの吸収能力が落ちるなどの原因で起こりますが、過度の食事制限によるダイエットによっても引き起こされることがあります。

骨粗しょう症は更年期障害でもあり、女性がなりやすいとされています。
女性ホルモンはカルシウムが骨から流出するのを防ぐ働きがあるからです。
閉経によって女性ホルモンが減ることで骨がもろくなってしまうこともあるのです。

コンドロイチンはカルシウムを骨に沈着させる作用があります。
そのため、骨粗しょう症を予防するためにもカルシウムとともにコンドロイチンを摂取すれば非常に効果的であると言えます。

コンドロイチンでドライアイ対策

保水性の高い昨コンドロイチンはヒアルロン酸などと共に点眼薬として広く使用されるようになってきました。

コンタクトレンズや長時間のパソコン作業など近年ドライアイが非常に増加していますが、コンドロイチンにはドライアイを軽減する効果があるのです。

点眼薬などを薬局などで購入したことがある方は多いと思いますが、角膜保護成分としてコンドロイチン硫酸エステルナトリウム液と書かれていますのでぜひご覧になってみてください。

コンドロイチンはとても身近なところで私たちの健康を守る医薬品として使われているのです。

コンドロイチンの美肌効果

お肌のハリや柔軟性いつまでも保ち続けたい物ですよね。

肌の状態が良いだけでも若々しく見えたりするものです。お肌の保湿というとヒアルロン酸をよく耳にしますし、化粧水としても使用されている物が多いですよね。

ヒアルロン酸もコンドロイチンも分子構造がにていてどちらも保湿に深く関わっているのですが、実はヒアルロン酸よりもコンドロイチン硫酸の方が保湿時間が長いという結果が出ています。

お肌の水分が保持され、ハリが持続することでシワだけでなくアンチエイジング効果もあると言えます。

コンドロイチン硫酸は保湿性も高く、効果が持続するので美肌効果が高いのです。
現在もコンドロイチンを使用した化粧水は販売されていますが、まだまだ、認知度は低いですね。

しかし、コンドロイチン硫酸の保湿効果が実証され、化粧品の分野でも広く使用されるようになるのは間違いないでしょう。

コンドロイチンで髪を美しく

コンドロイチン硫酸の保水能力は非常に高く、体の様々な臓器や皮膚、粘膜でその働きをしており、髪の水分を保つ働きもあるのです。乾燥してぱさぱさになった髪は切れ毛や枝毛が増え細く抜けやすい弱い髪になっています。

髪をしなやかに保つためにも髪の保水は重要なことです。
コンドロイチン硫酸はその保水力で髪がしなやかに丈夫になり、薄毛対策にもなると考えられます。

コンドロイチンで爪を健康に

爪が割れやすかったり、欠けてしまうなどの爪のトラブルは、栄養不足、血流、爪の水分足りないなどが原因で乾燥が進むとそれらの症状が出やすくなります。
コンドロイチンは爪をつややかに保つ効果もあります。

実際ハンドクリームにもコンドロイチンを使用している商品があり、使用することで手の肌の保湿だけでなく爪を美しく健康に保つ働つ働きが期待出来ます。

コンドロイチンとアトピー

コンドロイチン硫酸には、アトピー性皮膚炎特に乾燥による症状を緩和する働きがあると考えられています。

アトピーの症状を緩和するために大事なのは乾燥から肌を守ることです。

風呂上がりなど体の油分が落ちているときは肌の水分が蒸発し乾燥しやすい状況にあります。
ただでさえアトピーにより刺激が侵入しやすくなっているため、保湿を十分に行うことが重要です。

コンドロイチンは保湿効果が高いことから肌に弾力と潤いを与えます。

肌をみずみずしく保つため肌本来の機能が保たれることにもなり刺激に強く健康的な肌へを導いてくれるのです。
そのため肌の質を根本的に改善することにもなり、乾燥しにくく、アトピーの症状を和らげる効果があるのです。

コンドロイチンQ&A

コンドロイチンを多く含む食品

コンドロイチン硫酸は保水性に優れ、関節痛の治療等に使用されています。
人間の体内にも軟骨、結合組織、粘液等に含まれています。

私達が日常食べる食品の中にも含まれており、納豆、ヤマイモ、オクラ、なめこ、ワカメ等の藻類など、ねばねばした成分を含む食品に多く含まれています。

特に多く含む食べ物はサメの軟骨(フカヒレ)やウナギ、鯛やマグロの目玉、牛、豚、鳥の軟骨などです。

しかし、なかなかこれらの食品を毎日食べることは難しいですね。
そのため効率よく摂取するため、サプリメントとして製品化されているのです。

コンドロイチンを摂取しすぎると副作用ある?

コンドロイチンの経口摂取については国立健康栄養研究所が出している健康食品の安全性有効性情報によると適切に用いていれば、2ヶ月から6年までの継続投与で安全だとされています。
それ以上の期間については検証している文献等がないため、情報としては掲載されていません。

アメリカの高齢女性の事例ではコンドロイチン、グルコサミン、ヒアルロン酸等の混合サプリメントを摂取した際に肝機能障害が出たという報告もあるようです。

また、日本でも、膝関節痛のある男性が経口で摂取していたところ、乾性咳嗽が発生し、中断すると止まり、再摂取により再発したという報告もあります。

どの食品にも当てはまることですが、そばアレルギーや乳製品のアレルギーの人がいるように、
体質により、体が受け付けない食品はあるものです。

少しずつ摂取してみて合わないようであれば使用を中止すべきであり、コンドロイチンにかかわらず、どの健康食品についても注意して摂取したほうがよいでしょう。

また、コンドロイチンの妊娠中・授乳中の安全性については今現在十分なデータがないため、使用は控えた方がよいでしょう。

コンドロイチン一日の摂取量

コンドロイチンの摂取量は、1日当たり1200mgと言われていますが、体重によっても差がありますので、サプリメントで摂取する場合は使用量をよく確かめることが必要です。

日本ではコンドロイチンの摂取による大きな副作用は報告はされていません。

しかし、基準量以上に摂取してもまれに吐き気や腹痛がおこったり、肝機能などに障害をもたらす恐れもありますので用量を守り摂取することが大事です。

コンドロイチンの摂取タイミング

基本的にはいつでも摂取することが可能ですが、空腹で胃が空っぽの時や胃腸が弱い方の場合、胃酸過多や胃痛などの症状が出てしまう可能性があります。

そのため、何か食べ物と一緒に摂取するか、食後にした方がよいでしょう。