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LDL(悪玉)コレステロールを下げる薬の効果と副作用まとめ

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LDLコレステロールを下げる薬の種類と効果

動脈硬化が引き起こす狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの病気を予防するためにはまず、食事の改善や運動療法などが行われます。
しかし、それらを続けてもなかなか効果が表れないという方もいます。

だいたい3~6カ月くらい続けて効果が現れない場合は医師の判断により薬物療法が開始されます。もちろん誰しもが薬を処方されるわけではありません。

コレステロール下げる薬にはいくつかの種類があります。

①スタチン(Statin)系薬剤

これはコレステロールの合成を抑える薬です。
肝臓ではアセテートからHMG-CoAという還元酵素の働きでコレステロールが合成されますが、この酵素阻害することで血液中のコレステロール値を下げる働きがあります。製品ではクレストールリバロがあります。

②陰イオン交換樹脂製剤

陰イオン交換樹脂製剤は胆汁酸と結合して便に排出されます。
コレステロールからは胆汁酸が合成されますが、この胆汁酸の合成を増加させることでコレステロールが減少し、腸で再吸収されるのを抑制する働きがあります。

③小腸コレステロール吸収阻害薬

コレステロールは腸において吸収されますが、小腸壁でコレステロールの吸収を阻害することでコレステロール値を下げる効果があります。

コレステロールを下げる薬の副作用は?

どの薬でも効果が高いものはどうしても副作用が伴うことが多く、コレステロール値を下げる薬においてもそれは例外ではありません。

例えばスタチン系薬剤には腹痛・発疹・倦怠感などの副作用が出る場合があります。稀に重篤な副作用が起こると、横紋筋融解症という横紋筋が割れてしまう症状や肝機能障害が起こる場合もあります。

次に陰イオン交換樹脂製剤は体内には吸収されず、腸で働く薬剤です。
そのため腹部膨満や吐き気、便秘など腸で副作用の症状がでます。中でも便秘が最も多く、これは薬剤が腸内の水分を吸収して便が固くなりやすいからです。

最後に小腸コレステロール吸収阻害薬(小腸コレステロールトランスポーター阻害剤)では副作用は比較的少ないと言われていますが、便秘や下痢、腹痛などの胃腸での症状が現れやすいと言われています。

投与を始めると定期的な健診により副作用の兆候がないか検査が行われますが、もし違和感を感じるようなことがあればすぐに医師に相談するようにしましょう。

コレステロールを下げる薬を使ってはいけない人は?

子どもや若い女性の場合は家族性コレステロール血症ではない限り使用は避けるべきであると言われています。家族性コレステロール血症をは生まれつき血液中のLDLコレステロールが異常に増えてしまう病気のことです。

肝臓では悪玉コレステロールを分解する働きがありますが、肝臓に取り込まれる際にLDLコレステロールがくっつく受容体の遺伝子や受容体を働かせるための遺伝子に異常があります。そのため薬を服用しなければ血中にLDLコレステロールが溜まっていってしまいます。

家族性コレステロール血症の場合は子供のうちから薬を服用しなければならないこともあるのです。

また、もとも肝臓に疾患のある人は慎重に用いる必要があります。
肝臓は薬の代謝も行う臓器です。肝臓に疾患があると薬が正常に代謝されず、体内に長時間とどまってしまう恐れがあります。同様に糖尿病を患っている方も薬の使用には注意が必要です。

そして妊娠中の方や授乳中の女性も服用は避けなければなりません。
妊娠中はさらに血栓等のリスクが高まるので妊娠を望む場合には医師との連携が必要となります。出産も大きな総合病院や、コレステロール値の治療を行っている病院に産科があればそこで行うのが望ましでしょう。

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