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β-カロテンの効果まとめ【保存版】

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β-カロテンの機能

β-カロテンとは

カロテンは植物によって生合成される化合物で、動物は体内で生合成することはできません。

カロテンは植物が行う光合成における重要な色素の1つです。
主にβ-カロテン α-カロテンの2種類からなっています。

よく緑黄色野菜に含まれることで話題になるのはβ‐カロテンで、人間では体内で肝臓などに貯蓄され、必要に応じてビタミンAに変換されます。

また、ビタミンAというのもレチノール、レチナールレチノイン酸とそれらの誘導体の総称で
ビタミンAという1つの物質ではないのです。

人間の血液中においてはほとんどがレチノールです。ビタミンAつまりレチノールが欠乏すると夜盲症などの視覚異常が起きやすくなります。

β-カロテンと柑皮症

柑皮症(かんぴしょう)とは、β-カロテンなどのカロテノイド色素を含む食品を過剰に説種したことで起こる症状です。
皮膚、特に手のひらや足の裏などがミカンの皮のように黄色くなることから柑皮症とつけられました。

黄疸とも間違えられることはありますが、黄疸は目の白めの部分まで黄色くなるのに対し柑皮症は白目が黄色くなりません。

子供が好きなミカンやオレンジジュース、カボチャ、ニンジンなどにβ‐カロテンが多く含まれていますので体が小さい子供は柑皮症が大人に比べ出やすくなっています。

小児科へ行くと院内の読み物や、病院のブログでもたまに紹介されていますが、柑皮症であれば特に健康上問題はなく、摂取量を調整すれば自然と消えてしまいます。

また、ダイエットをしていて、野菜ばかりを摂取していてもなることがあります。

食事はバランスです。柑皮症になったということは摂取しすぎということですので、食生活を見直すようにしましょう。

β-カロテン一日の摂取量

β‐カロテンは1日の摂取量が300mgを超すと柑皮症になると言われています。
しかし比較的想像しやすいニンジンでも可食部100g中のカロテンは8600μg(マイクログラム)です。

μgは1/1000mgなので、300mgというのは相当な量だということが想像できますよね。

また、β‐カロテンは体内に貯蓄できるため、バランスよく食事を行っていれば欠乏症になることはほとんどありません。

喫煙者はβ-カロテンを摂取しすぎない方がいい?

ビタミンて体には絶対的に有益なイメージがありますよね。
しかし、そうではないものもあるのです。

喫煙者においてβ‐カロテン(ビタミンA)の過剰摂取は肺がんを誘発するリスクがあります。

フランス国立保健・医学研究所でおこなわれた研究によるとβ‐カロテンは非喫煙者では癌を防ぎ、喫煙者で癌リスクを高めることが明らかになりました。

その原因は現在のところ不明ではありますが、タバコとβ‐カロテンは一緒になることで細胞に与えるなんらかの影響が出ていると考えられます。

そのため喫煙者は日常生活における食事でのβ‐カロテンは問題ありませんが、サプリメント等でさらに補うことは避けた方がよいでしょう。
βカロテンはマルチビタミンにも含まれていますので注意が必要です。

β-カロテンを含む食品

β-カロテンがもっとも多い食品は紫蘇(しそ)です。可食部100g中に11000μg含有されており、ニンジンでは8600μgとなっています。

その他、緑黄色野菜に多く含まれており、かぼちゃや小松菜モロヘイヤ、柑皮症で述べたミカンは1100μgとなっています。

海藻類では海苔やワカメ、ヒジキにも多く含まれており、天然素材のサプリメント等ではデュナリエラという藻類由来のものが多く使用されています。

β-カロテンは熱に強い

また、β-カロテンは脂溶性のため油に溶け、熱にも強いため、加熱調理した料理でも栄養素を損なうことはありません。
油を使った料理の方が効率よく吸収することができると言えます。

β-カロテンの効果

β-カロテンはカロテノイド色素の1つです。カロテノイドは植物に多く含まれる色素成分で、野菜ではカボチャ、ニンジン、小松菜などの緑黄色野菜に含まれています。

β-カロテンの抗酸化作用

近年カロテノイド色素の研究が活発に行われ、β‐カロテンのさまざまな効能が明らかになっています。

カロテン類は抗酸化作用といって活性酸素を除去する働きがありますが、中でもβ‐カロテンは抗酸化力がもっとも強いと言われています。

活性酸素は体内に侵入した細菌やウイルスを退治する働きがあり、免疫機能において非常に重要な働きをしています。

しかし、体内に必要以上に存在すると自身の細胞までも攻撃してしまうのです。
活性酸素は老化やガンの原因とも言われています。

そのため、抗酸化作用の強いβ‐カロテンを摂取することで活性酸素を除去し、アンチエイジング効果が期待でき、ガンをはじめ生活習慣病の予防にもなるのです。

また、β‐カロテンは摂取すると体内では肝臓や体脂肪に蓄えられ必要に応じて2つの分子に分けられ、ビタミンAに変換されています。

ビタミンAの美肌効果

ビタミンAには皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。
そのためビタミンAが不足すると皮膚や粘膜が乾燥したり、ニキビができやすくなるなどの肌トラブルが発生します。

また、ビタミンAには上皮細胞の新陳代謝を高める働きもあるため、肌のターンオーバーが正常になされるためには必要な栄養素です。

ビタミンAは目にいい

ビタミンAが目にいいということはよく耳にすると思います。
ビタミンAが豊富に含まれたブルーベリーのサプリメントなどたくさんの健康食品があります。

眼球には光を感じる受容体があり、そこにはロドプシンという色素が存在しています。

薄暗いところでの視覚にはこのロドプシンという色素が重要な働きをしており、夜間の視覚はこのロドプシンがあるからこそ成り立っています。

このロドプシンが視神経に信号を伝えるために欠かせないのがビタミンAです。

ビタミンAが不足するとロドプシンは視神経に信号を伝達できず、「見る」ことができなくなってしまいます。

そのため、ビタミンAが不足すると夜盲症や視力の低下の症状があらわれます。
ビタミンAが目にいいというのは視覚を正常に保つ上で必要不可欠な栄養素だからです

ビタミンAでウイルス対策

肌や粘膜にはもともと外的刺激から身を守り、ダメージを受けても修復する力があります。

前述したようなビタミンAの皮膚や粘膜を正常に保ち、炎症を防ぐ働きにより、皮膚や粘膜が強化され、風邪の原因となるウイルスや細菌が体内に侵入するのを防いでいます。

また、口腔内の粘膜を正常に保つことで口内炎もできにくくなります。
ビタミンAは私たちの健康には欠かせない栄養素です。
現代の食生活は野菜不足により、ビタミン不足になりがちです。

野菜など食物からなるべく摂取することが望ましいですが、忙しい時など摂取できない日はサプリメントなど栄養補助食品を検討してみるのもよいでしょう。

日々の生活でちょっと役に立つ情報を紹介します。

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